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堤信子さんに学ぶ、恋につながる「ありがとう」習慣

最近、「ありがとう」を誰かに伝えましたか? 常に周囲の人に感謝して、その気持ちを素直に伝えることが、新しい恋を呼び込んだり、恋愛を長続きさせることにつながるかもしれません。今回は、フリーアナウンサーの堤信子さんに、「ありがとう上手」になれる方法について伺いました。

執筆者:吉戸 三貴

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フリーアナウンサーの堤信子さんは、『100人中99人に好かれる ありがとう上手の習慣』を出版されるなど、コミュニケーションのプロフェッショナルとして幅広く活動されています。今回は、堤さんに、恋につながる「ありがとう」の習慣についてお伺いしました。
笑顔で語る堤さん

ありがとう習慣の大切さについて語る、堤さん



「ありがとう」上手な女性は魅力的

吉戸:ありがとうを上手に伝えると「仕事もプライベートもすべてがうまくまわりだす」というフレーズに心ひかれました。私も、恋も仕事も人間関係という点では同じで、感謝の気持ちを伝えることは、とても大切だと思っています。

堤さん(以下、堤):そうですね。感謝の言葉は男女問わず、言われると嬉しいものですが、特に、男性は女性から「ありがとう」を言われたいのだと思います。好きな人の笑顔が見たいから、少し無理をしてでも、格好をつけたり頑張ったりするんです。

吉戸:確かに、素直に「ありがとう」が言える、喜びを表現できる女性は可愛いですね。気持ちを伝えるという意味では、「好き」、「愛してる」など、まっすぐに気持ちを伝える言葉もありますが、それはどうなのでしょう?

:ストレートな表現も素敵ですが、あまり言葉を重ねると、ときに、相手に何かを求める言葉になってしまうこともあるのではないでしょうか。「私はこんなにあなたのことが好き。だから、○○して」のように聞こえてしまう。

吉戸:なるほど。口に出すのは「好き」という言葉だけでも、そこに何かを望んでしまうということですね。その点、「ありがとう」は、すでに、相手がしてくれたことへの感謝なので、見返りを求めない軽やかさがあります。
悩む女性

私はこんなに好きなのに、と思いすぎないことが大切



:そう。それが「ありがとう」の良さだと思います。10回、「好き」と言っていたら、そのうちの半分を「ありがとう」にするのがおすすめです。それだけでは物足りないと感じたら、ちょっとしたサプライズをプラスするのも良いですね。

吉戸:サプライズ! 以前、恋愛コラムで書いたことがあります。特別なことや派手なことではなく、ささやかでも、相手が望んでいることをしてあげると良いと紹介しました。

:普段の暮らしの中でできる、本当に小さなことでいいと思うんです。ただ、ちょっとしたことで相手を驚かせるためには、好きな人をしっかりと観察することが必要。何が好きなのかな、いま気になっていることはなんだろう、とアンテナを立てておきましょう。
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