アウトドア/アウトドアを楽しむための準備

アウトドアウェア選びの基礎知識(2ページ目)

山やフェスに行く前にウェアを揃えておきませんか? アウトドア用の高機能ウェアがあれば、気温差の激しい高地でも寒さや暑さから身を守ってくれます。お気に入りのウェアを見つけるために、基本的なウェアの機能や選び方について確認しておきましょう。

渡部 郁子

執筆者:渡部 郁子

アウトドアガイド

タイツは目的別に2種類

タイツ1

柄タイツでおしゃれを演出  (Columbia)

最近のアウトドアウェアに欠かせないタイツ。スカートや短パンの下にはいて、紫外線やケガや寒さから守ってくれるタイツのほかに、コンディショニングウエアと呼ばれるサポート機能のあるタイツがあります。ウールや化繊で作られた防寒用のタイツは、カラフルな柄も多くおしゃれ感を取り入れたい人におすすめ。

一方、サポート機能のあるタイツは、登山などの疲れを軽減してくれる頼りになるアイテムです。コンディショニングウェアを身につけているとアウトドア上級者のように見えますが、初心者にこそオススメしたいウェアのひとつ。


目的別に揃えるアウトドアウェア

レイヤリングの基本について学んだところで、実際にアウトドアに行く前に揃えておくべきウェアについて目的別にまとめます。

【登山用】

登山の成功はウェアの良し悪しに影響されるといっていいほど、重要な役割を占めます。上記レイヤリングをしっかり理解して、まずはアウターから。できればアンダーウェアまで一式揃えておくと安心です。

【フェス用】
レインウェア

フェス用なら上下レインウェアが必須です

登山ほどのしっかりとしたレイヤリングでなくても、アウターさえあればある程度快適に過ごせそう。長時間の雨にも耐えられる防水透湿機能がしっかりしたものを選びましょう。

【キャンプ用】
フェスと同様、アウターがあれば大丈夫。しかも、雨が降ったらテントやタープの中にいればいいので、アウターにもミッドレイヤーにも使えるソフトシェルでも対応でき、ウェアの選択の幅が広がります。


さいごに

ウェア選びのポイントは、自分の気に入ったものに出会えるまで探すこと。高機能商品だから、揃えるには結構な金額がかかります。アウトドアウェアは丈夫に作られているので長持ちしますから、一度買ったものを何年も着ることになります。そのため、もしあまり気に入っていないウェアを買ってしまうと、その後着るたびに憂鬱な気分になってしまうことも。ウェアの機能をしっかり確認した上で、着心地やシルエット、色やデザインなど、見た目も重視してお気に入りの1着を見つけてみてください。

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