潮干狩りの楽しみ方
あさりがざくざく
砂上をよく見ると、貝が呼吸するために開けた穴をあちらこちらに発見することができます。熊手を使って砂を掘り起こしてみると、運がよければ貝が出てきます。砂を洗って網やバケツの中に。呼吸穴があっても、貝が出てこない場合もあります。そういうときは場所を移して探してみましょう。貝は集団で隠れていることが多いので、良い場所を確保すれば驚くほどたくさん出てくる可能性が高いです。
アウトドア体験はお父さんの出番
貝を集めるのは息子の役目
もうすぐ2歳の息子は、大好きな水遊びと砂遊びを同時に体験できることに大興奮。砂まみれになるだけでも十分楽しそうでしたが、貝を見つけると大きな声を上げて喜び、満面の笑顔でバケツの中に集めていました。普段はママっ子の息子も、この日はパパにつきっきり。貝を掘り起こすパパと、貝を拾って集める息子の絶妙なコンビネーションで、あっという間に網いっぱいの貝を収穫することができました。
こんな生き物を発見
収穫量を確認
網いっぱいに採れました
狩場によって収穫量の上限が決められていたり、一定量を越えると課金されるといったルールが決められています。網に入れた貝を海水でよく洗って、砂をしっかり落としてから量るようにしましょう。
大量に収穫する人は、貝の種類によって網を分けているようです。貝によって潮抜き時間や調理方法が異なるため、事前に分けておくとそのあとの処理が楽になります。それほどの量でなければすぐに分けられるのでひとつの網で十分。私たちはアサリとハマグリを中心に、2キロほど収穫しました。
貝の持ち帰り方
持ち帰るときはクーラーボックスなどに入れて海水に浸しておくか、網に入れて水を切った状態で持ち帰ります。砂抜き用の海水が用意されている場合は、ペットボトルなどに入れて持ち帰りましょう。なければ自宅に帰ってから塩水を作って貝をひたひたに浸し、砂抜きを行います。一晩しっかりと塩抜きすれば、翌日の料理につかえます。
アサリとキャベツのパスタ
潮干狩りのもうひとつの楽しみは、採ってきた貝を使って親子で一緒に料理体験。今回はアサリとキャベツをにんにくとバターで蒸し焼きにして、パスタに絡めていただきました。自分で採った貝だから、美味しさも際立ちます。
実際に潮干狩りをしていた時間は1時間程度ですが、一度に食べきれないほどの貝が取れて美味しい料理を作って、そして食べて、たくさんの思い出を作ることができました。
GW中は渋滞が予想されるので、時間に余裕を持ってお出かけください。
取材場所:
久津間海岸(木更津)