ピザ
イタリア人が作るピザはドイツでは定番のファーストフード。レストランにテイクアウトコーナーが併設されていることもあります
窯焼きの本格派ピザをどうぞ
ドイツ人に一番人気の外国料理といえば、イタリア料理。レストランだけでなく、ドイツにはカジュアルなイタリアン軽食店や、ピザ専門のインビスがたくさんあります。日本ではピザは数人で取り分けて食べることが多いですが、こちらでは一人一枚が普通。ちょっと小さめの立ち食い用のピザもかなりのボリュームですが、美味しいので意外とペロッといけちゃいます。お店によっては作り置きのカットしたものを並べているところもありますが、専用窯で焼きたてを提供しているお店を選べばまず間違いないでしょう。カリッともちもちの本格派ピザが一枚5ユーロ前後で食べられるのは、ドイツならではかもしれません。
シーフード専門のファーストフード
シーフードのファーストフード店は日本人にはありがたい存在。写真は海辺のリゾート風な雰囲気で人気の「GOSCH」
海老や魚のサンドイッチが豊富
ドイツの食は伝統的に肉料理が中心なので、一般的に魚介類を食べることが少なく、外食メニューも圧倒的に肉優勢状態にあります。そんなドイツでありがたい存在なのが、シーフード専門のファーストフード店。ドイツを訪れる日本人旅行者からも「ぜひ日本にも出店してほしい! 」と好評なのが「ノルトゼー Nordsee」というチェーン店。サラダやスープ、ソテーにお寿司まで幅広いメニューがありますが、日本人に人気なのが小海老や魚フライのサンドイッチ(約3ユーロ~)。北海という名のごとくドイツ北部の港町で誕生したこのお店は、今やドイツ全土に支店を持ち、隣国でも展開する一大チェーンとなっています。
ノルトゼーよりも高級なイメージでここ数年人気上昇中なのが「ゴシュ GOSCH」というお店で、こちらは北ドイツの高級リゾート地、ズィルト島のシーフードレストランが発祥。都市部の駅構内や空港など、最近どんどん支店が増えています。