ドイツはファーストフードが世界一美味しい国!?
老若男女が立ち食いする光景はドイツ名物。ドイツのファーストフードはバラエティ豊富でとっても美味しい!
市場やクリスマスマーケットの屋台も充実
ドイツはファーストフードが美味しい!これは自信を持って言えること。ファーストフードというと、早くて安くて味は二の次……というイメージがあるかもしれませんが、ドイツではソーセージをはじめとする手作りのファーストフードが抜群に美味しくて、しかも格安。どこの街に行っても駅の構内や市場、街のあちこちにインビス(Imbiss)と呼ばれる軽食スタンドがあって、出来立ての美味しいソーセージやポテトを手軽に食べることができます。
また、ドイツは海外から移住してきた背景を持つ人の割合が多いため、トルコ人やイタリア人が経営するインビスで本場そのものの味を楽しめるのも魅力。最近ではアジア系のインビスも増えて、ますます多国籍になってきています。
インビスではテーブル席を設けているお店もありますが、基本は立ち食い。老若男女が立ち食い、食べ歩きをしている光景はドイツ名物でもあります。お行儀が悪い、なんて言う人はいませんから、大いに食べ歩きを楽しんでくださいね。
それでは、ドイツで味わえる美味しいファーストフードを一挙ご紹介しましょう!
ソーセージ
ソーセージはドイツのファーストフードの定番中の定番。焼きたては格別の美味しさ!
カレーソーセージも大人気
ドイツ料理というとまっさきに名前があがるほど、日本でも人気のドイツのソーセージ(ヴルストWurst)。もちろんドイツ人も大好きで、駅の構内や市場、街のあらゆる場所にソーセージのスタンドがあります。ジュージュー焼きたてのソーセージをブレートヒェン(Brötchen)と呼ばれる小型のパンに挟んで、マスタードをたっぷり付けてがぶり! ドイツにきたらぜひとも味わってもらいたいものの1つです。
定番の焼きソーセージのほか、ケチャップとカレー粉をかけたカリーヴルスト(Currywurst)もおすすめ。お値段はだいたい2ユーロ前後です。
フライドポテト(ポメス)
じゃがいもはドイツの主食ともいえるもの。カリッとほくほくのフライドポテトはみんな大好きなメニュー
ソーセージと並んで人気なのがポメス(Pommes)、いわゆるフライドポテト。じゃがいもはドイツの主食でもあり素材そのものが美味しく、カリッと揚がったほくほくのポテトは格別です。ソーセージとポメスを一緒に売るスタンドも多いですが、ポメスの専門店ではソースの種類も豊富で、なかには10種類ものソースを揃えるお店もあります。定番のマヨネーズ&ケチャップもいいけれど、ガイドはサテと呼ばれるピーナッツソースがお気に入り。サイズにもよりますが、2ユーロ前後で食べられます。
次のページでは、ケバブほかバリエーション豊富なファーストフードをご紹介します。