医薬品でのシミの種類別ケア・新トランシーノブランド(3ページ目)

スキンケア習慣に、美白有効成分『トラネキサム酸』を

――内服だけではなく、美白化粧品の『トランシーノ薬用ホワイトニングシリーズ』も展開されていますが、美白化粧品って、他にもたくさんありますよね？ トランシーノブランドならではのポイントなどありますか？

志磨さん 「やはり第一三共が開発した成分である『トラネキサム酸』を配合していることです。薬を内服するよりも、多くの女性の生活習慣に根付いているのは毎日のスキンケア。ですから、美白化粧品としても『トラネキサム酸』の効果をしっかり感じていただきたいと、2010年からスキンケアシリーズの展開も始めています。」

化粧水、エッセンス、日中用乳液、夜用クリーム、フェイシャルマスクの5種類が展開されていますが、このすべてに美白有効成分『トラネキサム酸』が配合されているほか、うるおいに満ちた肌に導く、保湿成分をたっぷり配合したり、「ハリ」や「黄ぐすみ」や「乾燥」なども気になる欲張りな女性にもうれしい処方になっているようです。

志磨さん「女性の肌の悩みは複合的。美白化粧品だと、潤いはあまりないとか、ハリがなくなるとか嫌ですよね。“薬用美白”とうたっていても、何かをあきらめることなく、満足いく製品だと、自信を持っています。」

3日分のトライアルセットもラインナップに。3日で美白は実感しにくいと思いますが、潤いやハリは一度使えば実感できるかも。独自成分を配合しただけでなく、さらに肌をトータルに守りたいというこだわり。肌の奥から輝きを放ち、透明感をもたらしてくれそうです。

しみ、かんぱんでブルーになる人をひとりでも減らしたい

――生まれ変わったトランシーノブランドが、改めて現代の女性たちに伝えたいこと、そして今後の展望をお聞かせください。

志磨さん 「仕事や家事や育児などにアクティブな世代の女性は、ストレスや紫外線でしみなどができやすいのに、忙しさのせいもあって「しみだけでお医者さんに行くのもなぁ」と放っておいてしまうことが多いかと思います。でも、最も輝いていたいこの世代の女性たちが、しみやかんぱんでなんとなくブルーになってしまうのは辛いこと。そんな人をひとりでも減らしたいという思いで作っています。

だから、まずご自分の肌のことを知っていただく情報の啓発はもっと続けていきたいと思います。『しみ研』アプリも、ご自分で『かんぱんかな？ 普通のしみかな？』ということを意識していただくためのツールです。

そして内から外からアプローチして、しみについての悩みのない生活に近づいていただきたいのです。そのために、始めやすいトライアルサイズや、少量サイズのものも展開して、幅広い方に使っていただける工夫をこれからも続けていきたいと思います。」

「唯一の肝斑改善薬」から、すべてのシミに対応し、女性の肌の明るさを全般的に守るシリーズへとパワーアップした『トランシーノブランド』。これからの季節、女性たちにとって、美しい肌を守るための強い味方となってくれそうです。