シャワーを浴びながら、ピアノを眺める
スケルトンのバスから、愛用する楽器が丸見えっていうのもいいな。寝ても起きても音楽漬けというわけ。なにしろいい音楽は、いい環境から産まれるもの。アーティストとしての感性は、クリエィティブな住生活の中でこそ育まれるものなのです。グッドデザイン賞を受賞している空間は、うーーーん、いい音楽が湧きでくる気がします。
カバンひとつで体験宿泊。
簡単な着替えさえあれば体験宿泊可能
ミュージションは物件により演奏可能時間もまちまち。志木では、深夜の演奏はできないそうだが、音楽漬けだったので、とっても満足。もちろん、物件によっては24時間可能というから、働きながら練習したいブラバン部員は、みっちり練習できるぞ
朝の喧噪が聞こえる、目覚めのいい朝
防音と言っても、完全防音ではないのが、ミュージション志木。廊下同様に窓側から音を逃がしているため、朝の駅の喧噪が少し聞こえる。考えてみると、完全に防音だったとしたら……。朝も全く音が聞こえないとしたら、ちょっと息苦しい気もしてきた。完全に静寂ではないからこそ、朝を感じ、街も感じる。生活を感じながら、隣人に気を遣うことなく、練習をすることができる。
クラッシックでなくジャズだってバンドマンだってカラオケファンだって、音楽家ではなく、映画ファンだって劇団員だって応援団員だって、自由に音を出して生活できる賃貸生活。うーん、いいね!!
音楽交流も盛ん
ミュージションは「住む」だけでなく、音楽とともにみんなで「暮らす」、ひとつの街のような存在だ。入居者が主催してワークショップをしたり、一緒にバンドを創ったりと交流も盛んだ。シェアハウスと異なる手法で、住人や仲間たちの絆が芽生える環境は、音楽家としてひとりでこもってしまうのではなく、人として周囲と関わりを持ちながら、人間性も豊かにしてくれる場といえるだろう。MUSIC+MANSIONでMUSISION。賃貸の新しい人の流れとして、今後も注目していきたい。音楽交流が盛んに行なわれている
■ミュージション 問合せ先
株式会社リブラン
電話03-3972-0601
10:00~19:00