切手用アルバム

ガイド自身はストックブックでの収集でも充分だと思いますが、中級者・上級者になると、切手用アルバムに整理することが多くなります。ここでは切手用アルバムのリーフ(台紙)に切手を貼り込んで、コレクションするための方法を紹介します。

切手用アルバムとは、切手を美しく並べて保管するファイルのことです。アルバム用のリーフ(台紙)には様々な規格のものがありますが、日本ではアメリカの規格であるレターサイズ(A4より縦がやや短い)を用いるのが一般的です。
図入りアルバム

スイス切手の図入りアルバム。アルバムリーフはアメリカのレターサイズという規格のサイズとなっている。

切手用アルバムには図入りアルバムといって、この写真のように切手を収める位置が印刷されたタイプもありますし、パソコンなどでオリジナルなアルバムリーフを自作する人もいます。

ストックブックであれば、ポケットに切手を入れるだけですが、アルバムリーフは自分で切手を固定することになります。そこで使うのが、ヒンジマウントという切手用品です。
マウント・ヒンジ

マウント(左)とヒンジ(右)。パッケージと製品を並べたところ。

ヒンジ

ヒンジとは、ドアの「蝶番」と同じ意味の言葉で、薄い紙に糊引きして折り目をつけた紙片です。下の写真のように、水を含んだ綿棒や舌先などでヒンジを湿らせて切手をアルバムリーフに貼り込んで整理していきます。
ヒンジ

1:ヒンジの小さな折り目を湿らせて、切手の裏に接着します。

ヒンジ

2:ヒンジの大きな折り目を湿らせて、アルバムリーフ側に接着します。

ガイド自身はドイツ・ライトハウス社製のヒンジを使っています。接着力が強く、封筒などをアルバムリーフに固定するのにも重宝しますし、ドイツを中心に長い間使用されてきたものなので、まず間違いのないところです。ただ、メーカーによって粘着力の強さや使い心地に差があり、イギリス・ギボンズ社製を専ら使う人もいます。機会があればいくつか試しても面白いでしょう。
ヒンジ種類

ヒンジのパッケージ。左からアメリカ・デニソン社製(絶版)。イギリス・ギボンズ社製、ドイツ・ライトハウス社製(参考価格それぞれ330円)。

ヒンジを使うと、切手の裏に跡が残って嫌う人もいます。使用済切手の場合はあまり神経質になる必要はありませんが、特に未使用の高価な切手や用紙が薄くて弱い切手などでは使を避けたいところです。

このようにヒンジを使うのを避けたい時は、マウントを使います。次のページではマウントの使い方を紹介します。