8:玄関収納
玄関で靴を脱ぐ習慣は、ライフスタイルがどんなに変わろうとも受け継がれています。そのため、下駄箱が玄関になくてはならない収納です。とはいえ、2人がすれ違うのがやっとだという玄関も少なくありません。イケアでは、日本国内で店舗をオープンする際に、事前調査として家庭訪問をするとのこと。立川でも、店舗から60分圏内にある約50軒の家庭を訪問して、住まいの状況と住み方をつぶさに見てきています。その結果をもとに、その地域の住宅事情にあったショールームづくりをしているそうです。ですから、日本の玄関の使い方をよく理解したうえで、収納の提案がされています。
スペースの限られた玄関でも、壁が主役の収納。コート、カバン、傘など、外出用のモノが玄関にあるのは動線上も合理的で、引っ掛けるだけで片付くのは簡単で省スペースです。
9:水廻り・ベランダの収納
洗面所でも、収納場所が取れなくて困ることがあります。日本の住まいでは、浴室には洗い場を作るのが一般的なので、スペースとして独立させた造りにするのが一般的。そこに隣接した洗面所は脱衣室として使うとともに、洗濯する場所でもあります。その決して広いとは言えない面積の中で、収納のことも解決しなければならないのです。特に、洗濯のときに使う洗剤やハンガーなどが、洗面台の収納には収まらないことも。そんなときのために、洗濯機まわりの空いたスペースをフル活用しようと、すでにホームセンターなどでラックが販売されています。これは日本ならではの商品だと思いがちですが、イケアにもあります。組み立て式のラックを、洗濯機の上に設置すればご覧の通りです。水廻りのルームセットも、しっかりチェックしましょう。
さらに、ベランダの収納も見逃さないように。日本のベランダには洗濯物も干せば、コンテナガーデンもあり、そこでお茶もしたいといった欲張りな使い方をします。ということは、洗濯用品のほかにも、肥料や園芸用品も収納したいわけです。通路をふさがずに、場所も取らないレイアウトの参考にしてみてはいかがでしょう。
イケア立川で扱う商品は約9500品目。ショールームとマーケットホールが同じフロアにあって、他店とは異なる構成です。また、立川駅もしくは高松駅から徒歩で行けるという立地なので、公共交通機関での来店を推奨。IC乗車券で訪れると、配送料金の50%がギフトカードで還元されたり、手ぶら de ボックスといった低料金の配送サービスが利用できたりします。そのため、商品の会計も含め配送カウンターで一括して行える、「ワンストップショッピング」が導入されているのが立川店の特徴です。
最後に、「これもイケア!?」という、立川ならではのユニークな取り組みをご紹介します。