プロジェクターの使い方
このPJ800に搭載されたプロジェクターは、カタログスペックでは明るさが最大50ルーメンで最大200インチまでを投影できます。実際の使用では距離がないと大画面の投影はできないのですが、普通の部屋でも白い壁に大画面を投影して楽しむことができます。このプロジェクター機能は撮影して本体内蔵メモリやSDカードにある映像を投影できるだけではなく、プロジェクター用のHDMIポートにケーブル接続した他の機器の映像も投影することができます。そのため、パソコンやタブレット、スマートフォンなどを接続して、ビジネスでプレゼンに使うこともできます。
このプロジェクター機能は、ボディ側面のProjectorボタンを押すことでオンにすることができます。この機能をオンにするとまず、前述の2つの映像のうちどちらを投影するか、聞いてくるので、ビデオカメラの映像を投影するなら、そちらを選択します。ちなみに、側面のカバー内にある「Projector in」と表記されているポートがプロジェクター投影用のHDMI入力ポートです。
すると投影が開始されるので、ディスプレイ上部のフォーカスレバーでフォーカスを調節します。このプロジェクター映像は本格的なもので、下手なポケットプロジェクターなどより鮮明でコントラストの高い映像を楽しむことができます。
ちょっと便利な機能
この機種ではUSBケーブルを内蔵していて、パソコンなどに接続することで充電することができます。普通のビデオカメラのようにACアダプタなしに充電できるのが便利です。
まとめ
PJ800はプロジェクターを搭載したことで、撮影後に大画面でユーザーが映像を楽しめるようにしてくれました。このおかげで、家でプロジェクター機能で楽しめるのはもちろん、旅行先などで、接続するテレビがないときでも壁に投影することでみんなで映像を楽しめそうです。また、プロジェクター以外の基本的な機能でも手ブレ補正が強力であるため、運動会などのアクティブな撮影でもかなり役に立ってくれそうです。