タブレット教育元年!?

教育ツールも時代とともに変化していく

教育ツールも時代とともに変化していく

2014年春から教育業界でも「タブレット端末」を利用したサービスが本格的に始まりました。そこで、今回は、今までの「紙(プリント)での学習」と「タブレット端末による学習」を小学生にとって、「より効率の良い(効果の高い)学習方法はどちらか」という視点で比較していきます。

五感を刺激する(体感できる)

学習に対する理解を深め長期的に記憶に残すためには、五感を刺激し実感させることが効果的です。

■紙
文字・図・イラスト(写真)など視覚(静的)情報のみ。

■タブレット
アニメーションや音声などの視覚(静的・動的)・聴覚情報が使え理解(記憶)に資する。例えば面積の公式のように丸暗記になりがちなトピックでも、アニメーションを使うことで仕組みを理解し、記憶に残すことができる。

エンターテイメント性(興味関心)

同じ学習をしたとしても、興味関心を持って取り組んだ場合とそうでない場合は、理解や定着度合いに差が生まれます。また、学習へのモチベーションを向上・維持させるためにも、エンターテイメント性やご褒美などは必要な要素です。

■紙

付録やごほうびシールなどが付属している教材もあるが、問題が解けなかったとしても手に入れることが容易にできてしまうため、「ご褒美」に対するプレミア感が低い。

■タブレット
問題に正解すると、アイテムがゲットできたり特典映像が見られたりするなどゲーム性が高い。また問題が解けなければご褒美は手に入らないので、「ご褒美」に対するプレミア感が高く、紙ベースよりもモチベーションが維持しやすい。

時間の有効活用

最近の子供は、学校だけでなく塾や習い事で大忙し。分刻みのスケジュールを送っている人も多いと思います。そんな生活の中では、外出先や習い事の合間などの「隙間時間」をも有効に使いたいものです。

■紙
机やテーブルが無いと書く作業は中々難しい。教材を持ち運ぶ手間もかかる。一方ネットワーク環境の有無に左右されないメリットがある。

■タブレット
専用端末を使用するものは、端末自体を持ち歩く必要があり、重さもやや重い印象。一方スマートフォンやiPadなどの端末を使用するものは、専用端末を持ち歩く必要がなく、「隙間時間」を有効に使えそうである。ただしネットワーク環境のない外出先では使えないサービスもある。

反復練習

新しく学んだことを定着させるには、反復練習が不可欠です。

■紙
ノートに書く場合は別だが、書き込み式の場合はコピーしたり複数購入したりする必要がありコストがかさむ。

■タブレット
何度でも気軽に反復練習ができる。必ず間違い直しも行うように設定されているものが多く、効率的に反復練習ができる。

振り返り

学習効果を高めるためには、たたひたすら反復するだけではなく、「どこが間違えていたのか」「なぜ間違えてしまったのか」「正解するためにはどうすればよいのか」と振り返り、「間違えてしまった問題を中心に」復習をすることが必要です。

■紙
紙自体を捨てない限り、以前に解いたものを振り返ることは可能。途中式•筆算•図などの考え方なども残っているため、「間違えてしまった原因」を分析しやすい。

■タブレット
勉強時間や点数、自分の得意(不得意)分野を自動的に分析してくれる点では振り返りがしやすい。ただし、◯×(正誤)のみで、途中式や図など「考え方」まで確認することはできない(そもそもあまり自由に書き込めない)ため、「間違えてしまった原因」を細かくチェックすることはできない。

書いて考える

途中式や図など「書いて考える習慣」は、ケアレスミスを防いだり難しい問題を解く糸口を見つけたりするために欠かせません。

■紙
自由に書き込むことができる。細かい修正も容易。

■タブレット
自由に書き込むことはできない。タッチペンも鉛筆等に比べると、手の側面を付けて字を書けないこともあり書きにくさを感じる。

>>タブレット教材の信頼性は?