『残す』+『付け加える』ことが、イシカワ流。
「寒さ暑さも彼岸迄」、春がもうすぐそこに!寒かったこの冬のおさらいとしてご紹介する『冬のインテリア術』【家具コーディネイトのコツ】あったかインテリア2(和室)に続いて、次はお隣のリビングルーム。
「和室の壁面に赤いタペストリーとは想像もできませんでした!」と感激のHさん。
インテリアコーディネートに興味のあるHさんがこだわったエレガントモダンなローマンシェードカーテン、北欧デザインのペンダント、壁面にはおもちゃなどをストックした収納ボックスと可愛らしいピンナップ等々・・・こんな事を言っては失礼だが、程よいセンスでうまくまとまっている室内では、ある。
ただ、温かい雰囲気にチェンジするのであれば、このままでは変わらない。現状お使いのアイテムの中から『残す』と仕舞う+新規に『付け加える』ことが必要。
(引用:7スタライブ 冬の「あったか」インテリア/ テレビ東京)
よくあるのですが、現状お使いのアイテムを全て仕舞って、新規アイテムでしつらえる方法もありますが、それでは今迄こだわって購入されたり、ご使用された家具やインテリアアイテムが泣いちゃいます。家具は、愛着のある家族同然ですから、そのままおさらば~!じゃぁ、可哀想ですね。
あくまで『現在お宅で実際に使用しているインテリアアイテムを活かしつつ、お部屋の雰囲気を変える』が、イシカワ流、プロの流儀。
布によるローボードのカバーリング術
では、早速始めるとしますか・・・まずは、壁面側から。ここでは、お子さん用の黒いピンナップを外します。外した壁面は後ほどしつらえいたします。
そして3連の収納ボックスの真中を外します。
ここからは、「現場からお伝えします!」・・・実況中継風にお伝えします。
以下=A(番組レポーター:阿久津さん)、I(石川)
(引用:7スタライブ 冬の「あったか」インテリア/ テレビ東京)
I「用意した木材をボックスの上に置きますよ、端っこを持ってボックスの左端に木材を合わせて下さいね!」
A「はい!」
木材はボックスの上に置いて天板にします。ただ、この木材はホームセンターで購入したものなので3連収納ボックスとサイズが合いません。真中のボックスを外して木材の長さにボックスを合わせて設置します。
(引用:7スタライブ 冬の「あったか」インテリア/ テレビ東京)
I「布で木材をくるみます。」
A「この布は、Hさんが以前使用されていたテーブルクロスっておっしゃっていましたものですね。」
本来はぴったりとサイズと色と素材を合わせしつらえた天板が理想ですが、既成サイズの木材でもこのように布でくるんで布の端をタッカーで固定するとバッチリ!タッカーが無い場合は画鋲で止めても結構です。(撮影のため、タッカー止めは割愛しています)
(引用:7スタライブ 冬の「あったか」インテリア/ テレビ東京)
A「石川さん、この真中、空いていて壁紙がみえてしまっていますが、良いのですかぁ?」
I「そうですね、ちゃんと考えてありますよ。Hさん、先ほどのクロス、他にありましたよね!」
(引用:7スタライブ 冬の「あったか」インテリア/ テレビ東京)
A「こうして布を天板とボックスと壁面に間に挟んで背板に固定。あくまでも簡易的な方法ですが、ここも布によるカバーリングです!」
I「あっ、これもHさんが以前に使用していたテーブルクロスですか、、、なんだかピッタリ、壁も隠れましたねぇ」
(引用:7スタライブ 冬の「あったか」インテリア/ テレビ東京)
こうして木材を布でくるんだ『天板』と背面を布でくるんだ『背板』がついた収納ローボードが完成。
先ほども言いましたが、本来無垢材や化粧板パネル(木材の薄い板)などの部品を特注で製作して合わせると立派な家具になりますが、布を使ったカバーリング術でもOK!。この方法だと季節や気分にしだいでお手軽に家具が変身できますし、要は楽しむことが大切です。
布でカバーリングする時は、ピンと布を張って固定することがコツ。
たるんでいるとだらしなく見えます。この背板部分は、布ヒダ(ドレープ)をだして柔らかい面をつくっても良いですね、工夫次第で雰囲気が変わります。
(引用:7スタライブ 冬の「あったか」インテリア/ テレビ東京)
(引用:7スタライブ 冬の「あったか」インテリア/ テレビ東京)
ローボードの真中にはヒーター等の暖房器具を、壁面には鏡や時計を設置してアクセントを付けます。