塾の授業以外のメリット

「塾友(じゅくとも)」は目ざす進路が近いため、刺激を与え合い、共に成長できます。

「塾友(じゅくとも)」は目ざす進路が近いため、刺激を与え合い、共に成長できます。

塾の価値は授業だけではありません。塾は活用しだいで払う費用を何倍にも生かすことができます。授業以外のメリットを5つ紹介します。

受験や学校に関する最新情報が手に入る

入試制度や学校情報は毎年めまぐるしく変わります。市販の受験情報誌を見ても、受験制度の複雑さや多様な学校情報は把握するのに時間がかかります。注意したいのは口コミ情報。友人、知人の評価が高い学校であってもわが子には合わないことがあります。学校の良し悪しは人によって評価が分かれるものです。また、口コミは情報が偏りがちだったり、真実ではないことが本当のように広まったりしがちです。噂レベルの情報に惑わされないようにしたいものです。

正しい情報を持っているのはやはり塾の教室長。いつでも相談できるようにしておくといいでしょう。個別面談のような時間をとってもらわなくても、ちょっと気になったことがあれば電話で聞けるような関係になっておくのがベストです。講師にとって、ときどき電話がかかってくる保護者の子どもは自然と気にするようになります。そうすると、子どもの性格をわかったうえで、校風が合いそうな学校を紹介してもらえるようになります。

「塾友(じゅくとも)」ができる

通塾を始めると学校以外の交友関係が生まれます。塾の友人、いわゆる「塾友(じゅくとも)」は目ざす進路が近いため、刺激を与え合って共に成長できるところが学校の友達と一味違うところです。学校の友達は進路の方向性の違いから卒業後に疎遠になってしまいがちですが、塾友は一生の付き合いになることも。

また、なかには不登校の子どもが、塾だけ行くというケースもあります。学校の授業を受けることができなくても、塾の授業を受けることで学力が低下するどころか、逆にハイレベルの学校を受験して合格するということも。塾へ行くきっかけが塾友の存在という子どももいます。

参考書や問題集を買う必要がなくなる

子どものために時間をかけて参考書や問題集を選んで買い与えても、それらをやりこなせる子どもはわずかです。なぜなら参考書、問題集選びは意外と難しいからです。子どもに合ったものを選ぶには、その子の現状の学力や勉強法の好みを熟知したうえで選ぶ必要があります。

塾に通えば、基本的に参考書や問題集を買う必要がなくなります。参考書は授業の板書ノートを見直せば十分ですし、塾のテキストや確認テストや実力テストの解き直しをすれば市販の問題集は不要です。それでも物足りなく感じるようであれば、塾の担当講師に追加の課題を出してもらうように頼めば、最適なプリントをもらえます。

自習室が使える

塾の自習室を上手に活用することができれば、成績を大きく上げることできます。自習室利用のメリットはいろいろあります。まず、わからないところがあれば講師に質問してすぐに解決することができるという点です。自宅での勉強の方が集中できるという子どももいますが、わからない点が出てきたときに後日塾の講師に質問にいくのがおっくうになってしまいがちです。

また、自習室で学校や塾の宿題を終えて、何を勉強すればいいかわからなくなったら講師に相談しましょう。講師は生徒の課題を把握しています。必要な課題を与えてくれることでしょう。

卒業(卒塾)後も相談に乗ってもらえる

塾の講師は数年間にわたり生徒を指導し、卒業を見届けます。生徒の学力はもちろん、性格や特性を見続けているので、具体的なアドバイスをしてもらえる頼れる相談相手です。通っていた塾は卒業すると疎遠になってしまうものですが、ときどき顔を出して関係をつないでおくといいでしょう。時間の余裕があるときなら、講師は喜んで親身に学習や進路の相談に乗ってくれるはずです。

さて、いかがでしたでしょうか。塾は子どもが授業を受けるだけのところではありません。活用しだいでは塾に払う費用を何倍にも生かすことができます。積極的に活用してくださいね。
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