スクール通いを挫折しないコツは?
着付け教室では、浴衣、小紋、訪問着など、さまざまな種類の着物の着こなしを覚えることができます
この3つのネガティブ要素も、実はスクール選びの段階で解決できちゃいます!
たとえば、おけいこに行くのが面倒くさくなってしまうのは、持参すべき「道具」も大きな要因。雨の日などは、傘をさしながら自分のバッグのほかに、もうひとつ荷物があるだけでも少し後ろ向きな気持ちになるものです。通勤の電車が混んでいる人の場合などにもあてはまりますが、道具の持参が気になるなら、道具を置いておくことができる場所やロッカーが備わっているスクールを選ぶといいでしょう。
また、お仕事などの都合で忙しいときがバラバラにあって、事前に先の予定を立てるのが難しいという人は、決まっている時間帯のおけいこに通うのは厳しいかもしれません。そんなときは、遅くまでやっていて時間の調整や振り替えが可能なスクールを選べば問題なし! スケジュールのことで悩む必要もなくなります。
さらに、モチベーションの低下を防ぐには、先生との相性が重要になってきます。「こんなふうな大人の女性になりたいな」と思うような先生の人柄に関すること加えて、意外と大切なのが“着物の着こなし方”です。同じ着物でも着る人によって雰囲気が変わるのが着物の醍醐味。ディテールはよくわからなくても、「着物がよく似合っているな」「とってもいい感じだな」と思えることがポイント。着こなしのセンスが自分の好みに合う先生に習うことで、上達も早くなるしモチベーションも上がることが多いのです。
費用の相場はどのくらい?
スクールによっては入会金やテキスト代が別途かかるところもありますが、レッスン料の相場はだいたい1回2時間のおけいこで3000円前後というところが多いでしょう。資格や免許に必要な金額もスクールによって異なるので、事前に確認をしておくことをおすすめします。その他、よくあるQ&A
このほかにも着付け教室選びのことについて、よく寄せられる質問についてお答えします。Q.最初に揃えるものは? いくらくらいかかるもの?
A.揃える前に確認をしましょう!
足袋、長襦袢、肌襦袢、裾よけ、伊達締め、腰紐、帯板、帯枕など着付け道具をすべて揃えると5万円以上かかってしまう場合もあります。生徒個人がどこまで用意をするのかはスクールによって異なるので、必ず事前に確認をしましょう
Q.自分の着物を持っていなくてもOK?
A.レンタル可能なスクールもあります
着付け道具や着物はレンタルできるスクールもあります。ただし、その場合でも下着や足袋など、体に直接触れるものは個人で用意することがほとんどです
Q.高い着物を買わされないか心配だけど……?
A.事前にほかの生徒さんに確認をしましょう!
自分の持っている着物を使っておけいこをしてもらえるスクールもあります。最近は、アンティークの着物や中古の着物を廉価で売っているショップもあるので、お気に入りの着物を自分で安く買うのも手。もしも心配なら、見学や体験レッスンの際にほかの生徒さんに確認してみるのもいいでしょう
自分で着物を着られるようになると、ちょっとしたおでかけに自信が持てるようになります。改まった席や和のイベントにも気後れせずに参加できるヤマトナデシコな習い事、ぜひはじめてみませんか?