マンションのリフォームは、一旦トラブルになってしまうとおおごとになりがちです。そこで今回は、マンションリフォームで起きやすいトラブルを防ぐ6つの対策をご紹介!マンションのリフォームを計画中の方は、リフォーム前にチェックしておきましょう。

マンションリフォームのトラブルを防ぐ - その1
管理規約を破ると、工事停止・現状回復命令が出ることも

マンションには、区分所有法という法律があり、マンションで暮らすための基本のルールが書かれています。この法律に沿って作られているのが、マンション管理規約と使用細則で、リフォームについての約束事も、この中にあります。

マンション管理規約には個人でリフォームできる範囲(専有部分)とできない範囲(共用部分)、使用細則には床材の防音規定や、工事の承認方法など細かいルールが載っています。

マンションのサッシ・玄関ドア・ベランダは、専用使用が認められている共用部分。メンテナンスは持ち主が行なうが、個人で勝手にリフォームはできない(一級建築士事務所 OfficeYuu)

マンションのサッシ・玄関ドア・ベランダは、専用使用が認められている共用部分。メンテナンスは持ち主が行なうが、個人で勝手にリフォームはできない(一級建築士事務所 OfficeYuu)


リフォーム前に必ず規約を確認し、計画に問題はないか検討しましょう。規約を破れば工事停止や、裁判で現状回復が求められたケースもあります。事前準備が大切です。

間違いやすいのが、サッシ・玄関ドア・ベランダ部分です。これらは専用使用が認められてはいますが、共用部分です。ガラスが割れた時の修理や排水口が詰まった時の掃除などは持ち主が行いますが、リフォームは個人ではできません。

ただし窓に関しては、平成16年にマンション標準管理規約が改正になりました。それまでは窓ガラスの交換は認められていませんでしたが、現在は防犯や断熱などの性能向上のためのガラス交換が認められるようになっています。まずは管理組合に相談しましょう。

マンションリフォームのトラブルを防ぐ - その2
共用部分のリフォーム時期をチェック、重ならないよう注意

マンションの共用部分のリフォームと時期が重なると、駐車場が使えないトラブルが起きることも。

マンションの共用部分のリフォームと時期が重なると、駐車場が使えないトラブルが起きることも。

マンションのリフォームを計画する時は、外壁の塗装や配管修理など、マンションの共用部分をリフォームする大規模修繕の時期を確認しておきましょう。

共用部分のリフォームが始まれば、マンション全体にシートや足場が掛かったり、大型車が出入りすることもあります。個人のリフォームと時期が重なると、材料の搬入や駐車場の問題などでトラブルになることもあります。

また、大規模修繕で全戸のサッシ交換工事や配管の更新など、専有部分での工事が必要になることもあります。二度手間を防ぎ、工事をスムーズに進めるためにも共用部分の工事時期を確認し、ずらして計画しましょう。

 

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