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『ウォルト・ディズニーの約束』とディズニー映画(3ページ目)

ディズニー映画の名作『メリー・ポピンズ』の製作秘話を描いた『ウォルト・ディズニーの約束』は、トム・ハンクスがウォルト・ディズニー役を演じたことで話題!そこで今回はこの『ウォルト・ディズニーの約束』とディズニーの実写映画を特集します。映画ガイドの好みに偏っているかもしれないけど。ではいってみましょう!

斎藤 香

執筆者:斎藤 香

映画ガイド


母と娘の心が入れ替わる爆笑ファンタジー『フォーチュン・クッキー』

『フォーチュン・クッキー』(2003年度作品)
精神科医の母親(ジェイミー・リー・カーティス)と娘(リンゼイ・ローハン)の体と心が入れ替わったからことから巻き起こる大騒動を描いたコメディー。他人同士、親子同士で心と体が入れ替わるという物語はたくさんあるけど、生真面目なママと不良娘の心が入れ替わるっているのがポイント。キャラが違うほど入れ替わると面白さが増しますからね。

この映画はママの大変身が爆笑必至です。見た目はオバチャンなので、はた目には無理矢理若作りしているようにしか見えず、周囲は「どうしちゃったんだ?」と、とまどいを隠せず……。でも本人は迷わず大暴走。演じるジェイミー・リー・カーティスが面白すぎです! 

ゴシップの女王のリンゼイ・ローハンは、ママの心を宿しているときは大人しいけど、十代に戻ったとき、ギターをかきならしてシャウトする姿がかっこいい。二役をうまくこなしているし、リンゼイ、ちゃんと女優やれば魅力的なんだから、早くゴシップまみれのセレブを脱して、まともになってほしいと、この映画を見るとしみじみ思いますね。

ディズニー映画らしいほっこり感動的なエンディングもありますが、爆笑できるディズニー映画としてオススメです。

監督: マーク・S・ウォーターズ
出演: ジェイミー・リー・カーティス、リンゼイ・ローハン、マーク・ハーモン、ハロルド・グールド、チャド・マイケル・マーレイ、スティーヴン・トボロウスキー、クリスティナ・ヴィダル、ライアン・マルガリーニ、ヘイリー・ハドソンほか

>次は冬季オリンピックを思い出す?ディズニーのスポーツ映画『クール・ランニング』が登場!
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