やっぱり素晴らしかったディーゼルエンジン搭載車
新型アクセラ
ということで私の次のマイカー候補筆頭になっているマニュアルミッション仕様など。1速にギアを入れてクラッチ繋ぐと、スタートの気むずかしさなど皆無! 溢れるくらいトルクがあるため、いともたやすく走り出す。なんせアクセル踏まずにクラッチ離すだけでOK。渋滞してたって苦にならず。むしろタイクツしない。
ディーゼルエンジンは一定回転以下になると燃料吹いて回転をキープするようになっているため、街中じゃほとんどアクセル踏まない状態で走れてしまう。4速くらいまでなら、アクセル踏まずにシフトアップしていっても平気なくらいだ(5速と6速も丁寧にクラッチミートすればイケる)。この走り方だと街中で20km/L近く走る。
普通に走っても燃費は良い。アイドルストップが付いており、停車と同時にエンジンが止まる。省燃費効果高いのだろう。東京都内の様々な交通モードを試してみたところ、最低で14km/L。少し流れが良ければ余裕で16km/L以上走ってくれます。軽油の価格はガソリンより25円安いため、ランニングコストでプリウスと同等。
6速AT仕様の実用燃費は、6速マニュアルの5~10%落ちをイメージしておけば間違いない。最低で13km/L。普通の使い方だと15km/L前後。流れの良い道であれば20km/Lくらい走ってくれるだろう。マニュアル仕様で流れの良い道を6速ギアで巡航できれば、22km/L以上走る。燃費は抜群だ。
日本車として「極上」ランクの乗り心地
スカイアクティブテクノロジー搭載
ディーゼルエンジンと言うと、騒音や振動や悪臭をイメージするかもしれないが、車内に居る限りディーゼルだと言われなければ解らないレベル。振動はバランサーによってカンペキに抑え込まれており、ガソリン車より滑らかなほど。ディーゼル特有の臭い排気ガスだって無し。ウソだと思うならディーラーで試して欲しい。
エンジンと同じくらいウナるのが乗り心地。日本車としては「極上」にランクしてよいほどの質感を持っており、滑らかで快適だ。サーキットなどに持って行き、その気になってコーナーを攻めればスポーティカーのような走りさえ見せる。最近のマツダ車の足回り、よく仕上げられており好感持てます。何より楽しい。
価格は8%の消費税を含んで306万7200円と安くないものの(ディーゼル補助金は出る)、装備が超充実している。車間距離制御クルーズコントロールに自動ブレーキ、HIDライト、ナビ、BOSEのオーディオ、サイド&カーテンエアバッグ、シートヒーター付き電動シート、はたまたサンルーフまで標準だということを考えれば高くない。