お願いする時は、彼にとって負担にならないものを
次に話を聞いたのは、記念日やプレゼントにはほとんど興味がないという20代の女性。「可愛くねだるくらいなら、自分で買う」というタイプだったそうですが、あることをきっかけに、彼に甘えられるようになったそうです。「ホワイトデーにデートの約束をしたのですが、彼が大遅刻。予定が全部だめになってしまって…」。普通ならケンカになりそうなシチュエーションですが、平謝りする彼を見た彼女は、彼を許すために、小さな条件を出します。「仕方ないなあ。ホワイトデーだし、今度、美味しいケーキを買ってくれたら許してあげる!」。女性に不機嫌になられるとお手上げという男性も多いので、この状況で、簡単なお願い事で許してもらえるというのは、かなり嬉しいはず。彼は、その後、彼女を美味しいカフェにエスコートして、後日、アクセサリーをプレゼントしてくれたそうです。
「普段、何でも自分でする私から、何か頼まれたことがとても嬉しかったみたいです。もっと叶えてあげたい、と言ってくれたので、それから、ちょっと甘えられるようになりました」。このカップルの場合は、彼の遅刻を許すためのお願いですが、普通のデートでも、「ホワイトデーだし、あともう少しだけ一緒にいてほしいな」など、男性にとって負担にならない小さなお願いをすると、張り切って叶えてあげたいと思ってもらえそうですね。
プレゼントをもらったら、笑顔で感謝
2つの甘え方に共通するのは、男性にとって無理がない、できる範囲のお願いをしていること。なかには、ハードルが高い方が頑張れるという男性もいるでしょうが、要求ばかりしては、相手を疲れさせてしまいます。お願い事は控えめなくらいが丁度良いものです。
時間や気持ちなど、男性からプレゼントをもらったら、笑顔でしっかり「お礼」の気持ちも表現しましょう。そこまでしないとダメなの? と思う方もいるかもしれませんが、好きな女性の笑顔は、男性に自信を与える特別なものです。無理のないお願いをして、男性が叶えてくれたら素直に喜んで感謝する。そんな風に行動できたら、きっと、彼は自然とあなたのために、もっと何かをしてあげたいと思うはず。そんな良い流れができたら、二人の愛も深まると思いますよ。