名物は「かつそば」-5の付く日は500円で提供

名物の「かつそば」

名物の「かつそば」。ラードとそば汁の相性ははたして……。

神楽坂通りから少し入った同店入口。自動ドアで入店すると、奥行きある細長い空間が広がります。左手にテーブル席、右手には小上がり、2階にも大きな座敷があります。外からは想像できない結構な席数がありますね。

この日の昼時は1階が満席で、2階の座敷へと通されます。オーダーしたのは、温かい「かつそば」(850円)。同店名物として謳われているこのそばは、そばの上にドンっととんかつが鎮座している、まさに名前通りの一品です。

こちらのかつそばは、創業日の5月5日にちなみ、毎月5の付く日(5日、15日、25日)には、100食限定500円で提供されます。この日がその5の付く日だったこともあり、“かつそば狙い”で店内は大盛況。私の10分くらい後に来たお客さんからは、「売切れ」を伝えられていました。

東京理科大や法政大が近い立地の同店。そばだけではもの足りない近隣の学生向けに、ボリュームあるものを、というのがかつそば誕生の由来です。

同店の「親子南ばん」(950円)

同店の「親子南ばん」(950円)

同店では着席と同時に冷奴の小鉢が出てきます。一瞬、お通し?と混乱しますが、すべての食事に付いているものなのでご安心のほどを。

そしていよいよ、かつそばが運ばれてきます。カレーライスなら容易に想像できますが、さて……そば汁の沁み込んだとんかつ……うん、相性は悪くありませんね。

同店ではそばを含めて各メニューともボリュームがありますが、特に5の付く日は満足度が高くなりそうです。ちなみにこのかつそば、私は未経験ですが“冷たいそば”でもオーダーできます。

平日のランチタイムには生卵のサービス

同店の「天せいろ」

同店の「天せいろ」

別の平日に今度は友人と2人で伺います。今回は1階のテーブル席に。5の付く日とは違い店内にはゆったりとした時間が流れています。おつまみ類で日本酒を飲んでいる一人客のおじさまの姿も。まさに“町のそば屋さん”といった感じで、神楽坂の街の賑わいから遮断され、リラックスできますね。

平日昼にサービスされる生卵(5と8の付く日は除く)

平日昼にサービスされる生卵(5と8の付く日は除く)

翁庵では平日の11時から14時の間、生卵が無料というサービスがあります。これを踏まえたオーダーを2人で考えます。せっかく生卵があるので、玉子とじのようなメニューは外して……とちょっと楽しい検討です。

結論、友人は「山菜そば」を、わたしは「天せいろ」と「小ライス」を頼みます。友人は温かいそばに単純に卵を落とし“月見”の要素をプラス。わたしは天ぷら&そば、プラス“卵かけごはん”という内容に。

同店では、名物のかつそばが安くなる5の付く日以外に、8の付く日には希望者に“いなりずし”が1個無料で提供されたり、毎月末日(晦日)には、御前そば(茶そば)が特別メニューとして登場します。 “今日は何日だから……明日行ってアレを頼もう”とか、客側に想起させるイベント色のある店ですね。

同店は通し営業なので遅めのランチにも対応可能

通し営業なので遅めのランチにも対応可能

欧化政策が進む鹿鳴館時代に創業したそば店で、ランチはいかがでしょうか?

■翁庵
・住所:東京都新宿区神楽坂1丁目10 アイダビル
・TEL:03-3260-2715
・営業時間:平日11:00~22:00、土曜・祝日11:00~20:30
・定休日:日曜日
・地図:Yahoo! 地図情報
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