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『アナと雪の女王』~真実の愛と恋愛氷河期克服法(2ページ目)

「ラインやメールの返信がないと不安になる」「『運命の人って?』『理想の愛って?』と、なぜか人に聞きたくなる」「物事を善悪で判断しがち」など、周囲の人の理想や言動から影響を受けるあまり、自分本来の魅力や望みを見失っている人におすすめしたい作品があります。人生に行き詰まった女性に勇気をくれる映画『アナと雪の女王』から恋愛氷河期を克服する方法、真実の愛について学びましょう。

石田 陽子

執筆者:石田 陽子

恋愛ガイド

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凍った世界を救うのは……“真実の愛”

おとぎ話や神話には大人になりたくない女の子の物語がたくさんあります。アンデルセン版の少女ゲルダも『アナと雪の女王』のアナも冒険の旅に出るつもりはなかったのに、勢いでそれまでの安全な場所を飛び出し、危険を克服していきます。

ラインやメールの返信がないと不安になる」「『運命の人って?』『理想の愛って?』と、なぜか人に聞きたくなる」「物事を善悪で判断しがち」など、周囲の人の理想や言動から影響を受けるあまり、自分本来の魅力や望みを見失っている人におすすめしたいというのは、今の自分を凍らせている(縛りつけている)事実に気づいて、固定された生活から新しい領域に踏み込んでほしいから。

おとぎ話や神話に登場する恐ろしい魔女や怪物と戦うことで少女や少年は大人になります。孤独を受け入れ、閉じ込めていた感情を解放することで本当の自分に目覚めた雪の女王エルサのように、自分の中にある恐れを克服することで真実の愛の意味を知るのです。

とはいえ、感情解放しっぱなしで、大人の女性を飛び越え、いきなり怖いものなしのふてぶてしいキャラになってしまうのも考えものですが……。いつまでも従順な子供でいたら見つけられないものがあり、愛の強さに気づくためにも作品の世界を堪能してほしいと思います。

アナと雪の女王

(c)Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
 

作品情報『アナと雪の女王』

監督:クリス・バック/ジェニファー・リー 
脚本:ジェニファー・リー
製作総指揮:ジョン・ラセター

歌曲:ロバート・ロペス、クリステン・アンダーソン=ロペス
声の出演(字幕スーパー版):クリステン・ベル/神田沙也加(アナ)、イディナ・メンゼル/松たか子(雪の女王/エルサ)
原題:Frozen  全米公開:2013年11月27日
監督:クリス・バック/ジェニファー・リー 

配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
公式サイト:disney.jp/ANAYUKI/
2014年3月14日(金) 2D・3Dロードショー


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