快適な滞在を約束するグリーンホテルモーリス(山陰地方)
鳥取、出雲など主に山陰地方と広島などに展開する小規模チェーンが「グリーンホテルモーリス」です。筆者がはじめて宿泊したのは10年近く前でしたが、当初から大浴場などを設けるなど、今のトレンドを先取りしていたホテルチェーンでした。もちろん今では更に進化。バリ風をイメージした店舗があらわれるなど、コンセプトも秀逸になっています。客室面積がシングルで15平方メートル以上を標準にしており、このクラスのホテルとしては広めであることもまた魅力です。
予約困難!? 人気の「ホテルアクティブ」(中国地方)
広島市や山口市、福岡市にも展開する「ホテルアクティブ」チェーンにも注目です。実はこちらのチェーン、取材はNGなのですが、それは、実際ホテルへ来ていただいて感動してもらいたいということから、ホテル内部の公表は差し控えるという考えとのことです。スタイリッシュな客室、充実した無料朝食など、実際大人気を博し宿泊予約は困難になっているホテルチェーンです。
ワンランク上の「ホテルフォルツァ」(九州地方)
当初は大分のみの出店でしたが、客室のデザイン性が高く、デスクにアーロンチェアを配したりなど調度品への気遣いも驚いたものでした。その後は博多へ出店。「スマートホテル」をコンセプトに、更に利用者目線を貫き、宿泊に付加価値を持たせたホテルとなりました。
更に利用者の支持を得て、2014年9月には長崎へも進出、機能性とデザイン性を兼ねた居心地いい客室・客室にi-Padを設置したりと、各店舗、繁華街や駅に近い利便性の高い立地にもなっており、九州でのビジネスホテルチェーンでは圧倒的な人気を博しています。
以上のとおり、全国的に進化系ビジネスホテルは西日本に多くみられる傾向でしたが、東日本にも少しずつ展開されつつあります。全国的には有名ではありませんが、地方にキラリと光るビジネスホテルを見つけてみるのも、旅の楽しみになるかもしれません。