どんな環境下でも高画質
動きの速いネコにも素早くAFが働き、一瞬の表情を捉えた。従来のミラーレスが苦手としたこのような被写体にも対応できる。
ISO6400で撮影。ノイズはほとんどなく、細部がつぶれることなく撮れた。高感度撮影ではセンサーサイズの大きさが味方してくれる。
ISO1000で夜の街をスナップ。照明に照らし出されてたカエルのオブジェにAFがピッタリ合った。手ブレ補正機能のおかげで1/15秒でもブレていない。
ニコンマウントの超広角12mmレンズをマウントアダプターで装着。APS-Cサイズ用レンズなら焦点距離は変わらない。
オールマイティに使える高画質ミラーレス
Xシリーズはスナップに適した「X100S」を始めとしてハイエンドの「X-Pro1」、実質上のメインモデル「X-E2」を中心として様々なモデルがあります。今回登場した「X-T1」は初めての一眼レフタイプのデザインで、防塵・防滴で低温にも強いタフなモデルに位置付けられています。高画質は「X-E2」譲りで、さらに高性能なEVFを搭載。インターフェイスは銀塩の一眼レフに通じるところがあり、一眼レフユーザーならマニュアルを見ずに撮影できるでしょう。ミラーレス最初の1台としても、また最後の1台としてもお勧めできるオールマイティなモデル、それが「X-T1」なのです。