販促プロモーション/販促・プロモーションの基礎知識

チラシのポイント(2)配布方法と制作・印刷体制(2ページ目)

常にポピュラーな販促ツールであるチラシ。今回はさまざまなチラシの配布方法と、制作や印刷を行う体制の選び方についてご紹介します。

横井 孝治

執筆者:横井 孝治

介護・販促プロモーションガイド

チラシの制作・印刷体制の選び方

成果を上げるためには、チラシ作りを依頼するパートナー選びは重要です

成果を上げるためには、チラシ作りを依頼するパートナー選びは重要です

チラシを制作・印刷する方法や体制もさまざまです。予算やニーズに合わせて、賢く選びましょう。

1.制作者によって選ぶ
●自社・自店で制作する
制作費用はかからないものの、コピーやデザインの質は素人レベルとなり、効果が出にくいことがほとんどです。

デザイングラフィック」のような、あらかじめ決められたデザインテンプレートをうまく使うと、プロレベルのデザインを作ることも可能となります。

また「スマプリ」のように、マイクロソフトオフィスで制作したデータをチラシとして印刷してくれるサービスもあるので、必要に応じて利用すると良いでしょう。

●業者に依頼する
デザイナーや制作会社、印刷業者、広告代理店など、チラシの制作を請け負う業者はたくさんあります。

業者によって得意な業種、コピーやデザインの質、費用などが大きく異なるので、過去の事例や見積などをもとに、じっくりとパートナーにふさわしい業者を選びましょう。

2.部数によって選ぶ
●プリンターまたはコピー機を利用する
必要部数が数十枚ぐらいの場合なら、プリンターやコピー機を利用するのが一番手早く、費用も安く抑えることができます。

ただカラー出力が必要な場合は、必要部数より多めにネットの印刷業者に印刷してもらったほうが、結果として安上がりになることも少なくありません。

●ネットの印刷業者を利用する
数百~数千枚ぐらいのチラシが必要な場合は、ネットの印刷業者を利用すると費用を節約することが可能です。数多くの業者がコスト競争を行っているので、「印刷 通販」などのキーワードで検索して、比較してみましょう。

チラシの配送先は原則として1箇所になるので、全国各地の営業所にそれぞれ異なる部数を送りたいといった場合には不向きです。

●一般の印刷業者を利用する
必要なチラシの部数が万単位になってくると、一般の印刷業者を利用しても、ネットの印刷業者より安くなる場合が少なくありません。

制作の相談に乗ってくれたり、複数箇所への納品などのきめ細かな対応があるのも、一般の印刷業者を利用するメリットです。


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