費用対効果が高いチラシの活用には、「どのように配布するのか」「どんな体制で制作や印刷を行うのか」が重要なポイントとなります。
今回はさまざまなチラシの配布方法と、制作や印刷を行う体制の選び方についてご紹介します。
さまざまなチラシ配布方法
チラシの配布方法は、実にさまざまです
チラシには、実にさまざまな配布方法があります。ターゲット、掲載する商品・サービス、目的によってうまく使い分けましょう。
1.新聞折り込み
多くの人にチラシを配布する際に効果が高い方法です。特に、中高年層の新聞購読率はまだまだ高いので、そういったターゲットに向けてチラシを配布する場合には欠かせません。
配布エリアは新聞の営業所単位となっており、同じ市内でも「シニア層が多い●●団地を中心に配布しよう」「ヤングファミリー向けには●●マンション周辺が良い」など、ある程度範囲を絞って配布することが可能です。
2.ポスティング
あらかじめ配布エリアが絞り込まれている場合に有効な方法です。
まとまった部数を配布したい場合は専門の業者に依頼し、数百~千部程度なら自社で手の空いた人間がポスティングを行うのが一般的です。
3.置きチラシ(自社・自店など)
自社や自店にチラシスタンドなどを設置して、自由に持ち帰ってもらうという配布方法です。来客数が多い場合なら、バカにならない効果が期待できます。
また他社や他店と協力して、お互いのチラシを置き合うといった方法もよく行われます。
4.置きチラシ(郵便局)
近くの郵便局などにチラシを置いて、郵便局を訪れた人に持ち帰ってもらうという方法です。地域密着型のビジネスの場合などにオススメです。
郵便局による審査や、置いてもらえるチラシの部数制限などもありますが、1カ月あたりの費用が3,000円程度から(郵便局による)と安価なのも魅力です。興味のある方は近くの郵便局か、郵便局の広告関連窓口にお問い合わせください。
5.手渡し
取引先を訪問した際や、自社や自店を訪れた顧客に、直接チラシを手渡しする方法です。
あらかじめ関係性ができている相手に直接渡し、簡単な説明などを行うこともできるため、最も効果が大きな方法ですが、大量に配布する場合には不向きです。
6.街頭配布
駅前などの人通りの多いところで、通行人に直接チラシを配布する方法です。
ある程度まとまった枚数を配布することができるのですが、事前に関係者へ許可を取っておく必要があります。基本的には、駅の構内なら駅、駅前の広場やバスターミナルなどの道路区域なら警察に申請することになります。
7.他社カタログや郵便物などへの同梱
クレジットカードの請求書や、大手通販会社のカタログなどに同梱すると、全国の広い範囲にチラシを配布することが可能です。
例えば、富裕層に配布したい場合はゴールドカードの請求書、シニア層に配布したい場合は年金関連の会員誌に同梱するなど、ターゲットを絞り込みやすいのも特長です。
チラシを同梱する媒体選びを行う場合、「同封・同梱・カタログ同送広告ドットコム」のようなサイトを使うと便利です。
8.自社商品への同梱
自社がネットショップなどの通販を行っている場合は、商品と一緒にチラシを同梱するのが有効です。
もともと自社商品を気に入って購入してくれたお客様に対して、期間限定のクーポンなどを付けたチラシを配布することで、リピート購入を促進することが可能です。
9.Webチラシ
インターネットを通してチラシを配布する方法です。自社サイトにチラシのデータを掲載する方法と、Webチラシ配布専門のサイトに掲載する方法の2種類があり、後者のほうがより多くの閲覧者に見てもらうことが可能です。
代表的なWebチラシ配布サイトとしては、「Shufoo!」や「オリコミ―オ!」などが挙げられます。