イスタンブール/イスタンブールの空港・市内交通

イスタンブールで交通機関としての船を活用する(2ページ目)

公共交通機関の発達がまだまだ足りないイスタンブール。観光客にとって移動は最大の難関ともいえますが、そんな中で船を利用してアジア側に渡るのはいかが? イスタンブールで船の活用法をお伝えします。

執筆者:安尾 亜紀

色々な船と船会社がある、イスタンブールの船事情

Eminonu-Uskudar

シェヒルハットラルのヴァプル

イスタンブールの各港を結ぶ船には色々な種類の船や会社があります。例えば、同じカドゥキョイ港でも、運営会社によって船着き場が異なり、乗る船のタイプもそれぞれ。ここでは、イスタンブールで交通手段としての客船の会社や種類を紹介します。

■シェヒル・ハットラル (Sehir Hatlari) 社
シェヒルハットラル

個人的には、風情があって結構好きな乗りものです

Kadikoy-Besiktasヴァプル

ヴァプル内で演奏する2人組

オスマントルコ帝国時代から180年以上の歴史を持つ乗客船会社で、各船着き場には歴史的雰囲気を持った建物が多くあります。この社はヴァプル(Vapur)と呼ばれる古くて大きい船を所有しており、乗り心地はイマイチだけど味わいはたっぷり。ヴァプルは黒い煙を吐き出し、座席も木製のベンチだったりしますが、デッキが広い設計になっているので、ボスポラス海峡の景色を肌で感じることができます。ヴァプルにはチャイやオレンジジュースのサービスもあり、この他ボールペンを売るおじさんやギター弾きの若者など色々な人が乗っていて、ある意味イスタンブールの雑多感・情緒が感じられるかも。

シェヒルハットラル社のHPはこちら(英語)>>>Sehir Hatlari

■IDO社
IDO

早くて、きれいで、モダンな水上バス

IDOとは、“Istanbul Deniz Otobuleri”の頭文字をとった社名で、「イスタンブールシーバス」という意味です。その名の通り、IDO所有の船はモダンな水上バスかカーフェリーなので、スピード感もあり、座席も新しく、内部にテレビがついているなど、乗り心地も他の船に比べて抜群によいのが特徴。ただ、ガラス張りになっていてデッキがないタイプの船も多く、ヴァプルほど情緒あふれる雰囲気はないかもしれません。シルケジーハレム間などはカーフェリーになっています。

IDO社のHPはこちら(英語)>>>IDO

■トゥルヨル (Turyol) 社とデントゥル(Dentur)社
KadikoyのTuryol船着き場、Cayirbasi側

カドゥキョイに2つの船着き場があるトゥルヨル

Dentur

デントゥルのウスキュダル船着き場

どちらも民間の客船会社で、俗にモトルと呼ばれる小ぶりの船が多く、スピード感があります。5分おきぐらいにピストン輸送をしているので、時間にとらわれずさっと乗れてさっと降りられるお気軽感がうれしいところ。

トゥルヨル社はカドゥキョイやエミノニュに強い会社で、カドゥキョイでは2つのポイントに別々の船着き場と便を持っています。デントゥル社はベシクタシュやウスキュダル、カバタシュなどの間を10分程度で行き来します。

トゥルヨル社のHPはこちら(英語)>>>Turyol
デントゥル社のHPはこちら(トルコ語)>>>Dentur Avrasya
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