必要以上に落ち込まない

離婚をした人の多くは、最初のうちは離婚直前の家庭の印象が強く、新しい家庭のイメージがつかめないかもしれません。それは仕方のないことです。離婚に合意した2人である以上、そこにあるのは冷え切った家庭です。そこからアットホームな家庭をイメージしましょうという方が無理というもの。

しかも、ほとんどの人が離婚の原因は相手にあると考えています。「あの人とは相性が悪かった」「あの人の行動が許せなかった」「あの人に責任がある」と。でも、ここではそのような考えは捨てましょう。今更、そんなことを言い始めても意味がないからです。

とはいえ、逆に自分を攻めるのもいけません。離婚には様々な要因があり複雑に絡み合っています。なので、「自分が自分が」と必要以上に落ち込むと、前向きな考えは生まれません。

ひとつの生活を2つにわけるということ

これまで使っていた家具も所有者を決める

これまで使っていた家具も所有者を決める

加えて、離婚をするときには、これまでひとつだった家庭を2つに分けるという作業があります。実は、これがけっこう労力がいることなのです。当然、子供がいれば親権の話になりますし、住居の名義の話も重要です。

さらには家具や電化製品、雑貨まで所有者はどちらになるのかという話し合いが行われます。私の知り合いはこんなことでもめたといいます。妻側の親が夫にプレゼントした着物。夫が「もらったのは自分なのだから」と主張するのは当然ですが、こんなことでも大モメになってしまうのです。