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一人暮らし用の照明の選び方(2ページ目)

部屋の印象やインテリアの雰囲気に大きく関わる照明選び。一人暮らしを始めるにあたり、「すぐに必要だから、とりあえず!」と適当に選ぶと後悔することがあります。今回は、照明の種類や色などの基礎知識と、一人暮らし向けの選び方や注意点をまとめました。新生活をスタートさせる大学生や新社会人の方は、ぜひ参考にして、自分らしい部屋作りにチャレンジしてみてください。

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド


一人暮らし向け・照明の光の色の種類

照明

「電球色」の電球をつけたペンダントライト。黄色がかった光が穏やかな雰囲気を醸します

照明器具だけでなく、そこにつける蛍光灯および電球の光の色にも種類があります。蛍光灯および電球の色の種類には大きくわけて「昼白色」「昼光色」「電球色」の3つがあります。蛍光灯や電球が切れたときにも「どれを買ったらいいの?」と迷わないためにも、覚えておくといいでしょう。

光の色が違うだけで、モノの見え方や部屋の雰囲気も大きく変わります。部屋でどんなふうに過ごすのかイメージしながら選びましょう。

■昼光色
やや青白い光。部屋で勉強や細かい作業をすることが多い人におすすめ。オフィスなどでよく用いられています。
■昼白色
自然光に近い白い光。「昼光色」よりは温かみのある色で、「電球色」より明るいです。
■電球色
黄色がかった光。温かみのある色なので、リラックスしたい場所によく使われます。ただし、やや暗く感じることも。

一人暮らし向け・照明購入前の設置チェックポイント

「せっかく買った照明器具が使えない!」なんてことのないよう、部屋と設置場所を購入前に確認しておきましょう。

■配線器具
シーリングスポットライト

引掛シーリングにつけられるスポットライト。引掛シーリング一箇所だけでも、複数の照明をつけることが可能です

照明を設置する天井には「引掛シーリング」という配線器具が1カ所以上ついていることがほとんどです。形はいくつかありますが、市販のシーリングライトであれば、どれも設置できることがほとんどです。説明書通りに設置してもできない場合は大家さんや管理会社に相談してみましょう。

また、新しい住宅などでは「ライティングレール(ダクト)」が天井や壁に設置されていることがあります。1本の配線器具でスポットライトなど複数の照明を設置することができ、より雰囲気のある部屋作りが期待できます。

なお、それぞれ専用の照明があり、配線器具が異なると設置できませんが、引掛シーリングに設置できるライティングダクトレールや、ライティングダクトに引掛けシーリング用の照明を設置できるコンセントなどもあります。部屋の設備に合わせて、活用してみましょう。


■コンセントの位置

スポットライトやクリップライト、フロアライトなどの補助照明は、通常の壁にあるコンセントでも配線可能です。とはいえ、コンセントは他の用途にも多く使われるため、ひどいタコ足配線になっては危険ですし、長い延長コードを使うと、その見栄えも気になります。

なお、電池式の照明というのもありますが、薄暗かったり、頻繁に電池切れするといったデメリットもあります。その照明を使うとき、どこから、どう、電気を持ってくるか、よく考えてから購入しましょう。

次のページでは、一人暮らしのための照明の選び方と、照明の「困った!」を解決するQ&Aをお届けします>>
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