「カフェの街」ベルリンのカフェめぐり
カフェで素顔のベルリンに出会う

berlincafe

ベルリンはカフェめぐりが楽しい街。オープンで居心地がいいカフェがたくさんあるからお気に入りがきっとみつかるはず

ベルリンは、カフェの街。世界じゅうに魅力的なカフェは数あれど、こんなに個性的で、居心地が良く、おおらかなカフェが集まっている街はないことでしょう。旅とカフェめぐりを愛好するガイドも、初めてベルリンに来たときは、あまりに素敵なカフェが多くて興奮してしまいました。

ベルリンのカフェは、自由でオルタナティブなこの街の魅力が凝縮されたような場所だと思います。おしゃれなカフェだってちっとも気取りがなくて、誰でもウェルカム。ぜひ気軽にいろんなカフェの扉を開けて、素顔のベルリンを肌で感じてみてください。

ベルリンのカフェのすてきなところ

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ベルリンのカフェは個性的。だけど敷居が低くて誰でもウェルカム!なところが素敵。写真はレトロカフェの代表「ヴォーンツィマー」

ベルリンのカフェをより楽しむために、その特徴や魅力をまとめてみました。

■個性的
ベルリンでは、大資本のチェーン店は少なく、個人経営の小さなカフェが主流。東独時代の家具でまとめたノスタルジックなカフェ、ロマンティックで可愛いカフェ、ギャラリーや雑貨屋さん併設のカフェなど、オーナーのこだわりが感じられる個性的なカフェがたくさんあります。

■古いものを残す

ベルリンでは(ドイツでは)、建物を全面的に改装したり新しいビルを建てたりということはあまりありません。カフェもたいがいが古い建物の一階にあり、内装も元の姿をいかしたものが多く見られます。なかには落書きだらけのボロボロの建物だったり、店内の壁がむき出しだったりすることも。それがまた味わい深いところです。

■誰でもウェルカム
例えば日本だと、お店によって自然と客層も決まってくるものですが、ベルリンのカフェは、おしゃれな雰囲気の店だからお客さんもおしゃれな人ばっかり、ということはありません。子ども連れもペット連れもウェルカムですし、全身タトゥーのパンク風に労働者風、ゲイカップル、おばあさんたちのグループなど、年代も国籍も服装もじつに様々。このカフェの光景は、ベルリンの魅力を象徴するものだと思います。

■自由に過ごせる
カフェのサービスは、かしこまらず、あくまで自然体。良い意味でほうっておいてくれるので、一杯のコーヒーだけでも、気兼ねなくまったりと過ごすことができます。パソコンを持ち込んで仕事をする人や、まるで自宅の居間のように使っているベルリーナーもたくさんいます。

■朝食が夜まで食べられる
朝食をしっかり食べるドイツでは、カフェの朝食セットが充実しています。ベルリンにはアーティストや自由業の人が多いからか、朝食セットを午後までオーダーできるカフェがほとんどで、なかには一日中オーダーできるカフェも。週末にはブランチビュッフェを用意するカフェも多く、種類豊富な料理が食べ放題になります。

■ベジタリアン、ビオメニューが豊富

ドイツではほとんどの飲食店でベジタリアンメニューを用意していますが、ベルリンではひときわ多く、ベジタリアンやベーガン(乳製品不使用)専門のカフェがますます増えています。ビオやフェアトレード製品を使う、社会的意識の高いカフェもたくさん見られます。

■値段が安い

「ベルリンは貧乏だけどセクシーな街だ(※セクシーはクールのような意味)」という市長の有名な言葉にもあるように、ベルリンは首都でありながらも街としては貧しく、ドイツのなかで一番物価が安いともいわれています。カフェのメニューもお手頃で、コーヒーならたいてい2ユーロ以下、食事をしても10ユーロもあれば満足できます。

次のページでは、素敵なカフェが集まるエリアや、おすすめのカフェをご紹介します。