Mac OSの使い方/MacをWindows機として使う

仮想PCでMacにWindowsを追加する

仮想PCというのは、コンピュータの中で構成されたコンピュータ。Mac OS Xのアプリケーションに加えてWindowsとそのプログラムも同時に使うことができるため、OSを問わず好みのソフトウェアを一度に楽しめるのです。

木下 幹司

木下 幹司

Mac ガイド

パソコンとの付き合いは20年以上。最初はWindowsを使っていたが、務めていたソフトウェア開発会社でMacに出会い、魅了される。その後、Windowsのシステム構築、PHP開発を行いつつ、Macプログラミングを独学で習得、自ら開発を行うようになる。「MacPeople」などの雑誌の執筆なども行っている。

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 MacにWindowsを“追加”すれば理想の環境ができあがり!

おおむねMacのソフトで事足りているけど、ちょっとだけWindowsのソフトを使いたい、自分で作った作品や仕事の検証にWindows環境がどうしても必要。Macも使うのでBoot CampでWindowsを使うのは論外。でもコンピュータを2台も設置するお金も場所もない。そんなときおすすめしたいのが「仮想PC」とよばれるソフトウェアです。
仮想PCのイメージ

仮想PCはバーチャルマシンとも呼ばれ、コンピュータ上で仮想のコンピュータを動作させます(クリックで拡大)

 

Mac用の仮想PCでおすすめは2つ!

Mac用の仮想PCは「VMware Fusion 4」と「Parallels Desktop 7」および「Oracle VM VirtualBox」があります。このうちVirtualBoxはオープンソースで開発されており個人利用は無料ですが、Aero表示への対応が完全でないなどの問題があり、おすすめできるのは「VMware Fusion 4」と「Parallels Desktop 7」の2つです。

私自身はこれら2つの製品を毎日のように使っていますが、どちらも甲乙つけがたい品質です。動作速度も速く、Windows Vista や Windows 7のAero表示にも対応しているので、あらゆる用途に使用することができます。次のページから、それぞれの製品について説明しましょう。

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