建築家・設計事務所/建築家住宅の実例

外に閉じ内に開く白いキューブ[アップハウス](3ページ目)

住宅密集地に建つ白く大きなキューブは、奥に行くにつれて床が高くなり、足元と天井から自然光を採り込むというユニークな設計により、高さ方向に開放感を感じることができる内部空間になっています。

執筆者:川畑 博哉

天から内側を照らすリビング


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LDK
1. リビングからダイニングキッチンと2階を見る。
2. テラスからリビングを見る。天井はFRP製の半透明のハニカムコアパネル。
3. 足元には28cmの隙間が空いている。
4. テラスから空を見上げる。内側の窓は2階のホールの採光と通風用。
※写真は全てUA提供


ダイニングキッチンの階段を2段上がった先には、天井高4mのリビングが待っています。天井はFRP製の半透明のハニカムコアパネルで、その上は、正面に空けた正方形の窓から外の光を採り込むためのボイドになっています。リビングの隣の東南の角はデッキテラスで、第二のリビングともいえる青天井の開放的な空間。 1辺2mのスライド式の大窓を開けるとテラスとリビングは一体になります。テラスの天井高は7mもあり、見上げると頭上の広がりを感じることができます。

◆建築データと建築家プロフィール


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