オリーブオイルの歴史

オリーブオイルの実

オリーブオイルの実

オリーブの樹木の起源は非常に古く、枝の樹齢から約6000年前には、地中海沿岸で栽培が行われていたと言われています。

オリーブは、平和と友情のシンボルと考えられていて食べ物としてだけではなく、黄金の液体と呼ばれ、宗教のセレモニーにも使われていたようで、エジプトのファラオのお墓のフレスコ画にも描かれています。

古代ギリシャでは、紀元前776年に開催された最初のオリンピックで勝者にオリーブの枝を与えており、今の金メダルに値したようです。

ローマ帝国時代には、中東、地中海からヨーロッパへ広がり、ローマ人は料理にたくさんのオイルを使っていたようです。
コロンブスのアメリカ大陸発見後は、オリーブ栽培は太平洋地域にも広がりました。

日本には安土桃山時代、キリスト教の宣教師が持ち込んだのがオリーブとの出会いと言われており、1882年に神戸で実を結び、初の日本製のオイルが搾られました。

1908年に香川、三重、鹿児島の3県で試験栽培が開始されましたが、香川県小豆島に植えられたものだけが実をつけ、研究開発された結果、年々収穫量も増え、今では四国、九州、中国地方でも栽培されるようになりました。

オリーブオイルの生産と消費

オリーブオイルの生産国と言えば「イタリア」と思っている方がいらっしゃるかもしれませんが、実は生産国のNO1は「スペイン」、次いで「イタリア」「ギリシャ」の順になっていますが、2011年2012年に関して言えばスペインはイタリアの約3倍と群を抜いて生産しています。

しかし、不思議な事に国内の消費量が多いのは「イタリア」「スペイン」「ギリシャ」。
そして、1人当たりの消費量が多いのは「ギリシャ」「スペイン」「イタリア」の順になっています。
日本は10年前に比べると消費量が約7倍に増えたとは言え、イタリアの約1/19。1人当たりの消費量はギリシャの1/75と、まだまだ一般的に普及しているとは言えません。


オリーブオイルの種類

普段スーパーなどで良くみかける物には、次のような物が並んでいます。
エクストラヴァージンオリーブオイルとは、オリーブの実を絞っただけの化学処理を一切していない、オリーブの実100%のジュースで酸度が0,8%以下の最高品質の物を言います。

ヴァージンオリーブオイルとは、こちらもオリーブの実100%のジュースですが酸度が2%以下でエクストラヴァージンよりも品質は劣ります。

オリーブオイル(日本ではピュアと呼ばれているもの)とは、精製オリーブオイルとヴァージンオリーブオイルをブレンドし、酸度が1%以下にしたものです。
基本的に私は、エクストラヴァージンオリーブオイルを使用しています。