ドラマ/冬ドラマ情報

冬ドラマスタートガイド:バチスタに感動系対決(後)(3ページ目)

後半は芦田愛菜・鈴木梨央主演の『明日、ママがいない』が登場。『僕のいた時間』との感動もの対決はどうなる?『失恋ショコラティエ』も現代のラブストーリーとしてどんな新しさを出してくるのか楽しみです。そして『半沢直樹』後継になるかも、と期待の作品とは?

黒田 昭彦

執筆者:黒田 昭彦

ドラマガイド


1月17日(金)スタート

『三匹のおっさん~正義の味方、見参!!~』

テレビ東京系金曜19:58~
原作:有川浩
脚本:佐藤久美子
監督:猪原達三、白川士
主題歌:川上大輔「言葉に出来ない男です」

出演:北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎、中田喜子、西田尚美、甲本雅裕、大野拓朗、藤田弓子、津村知与支、鈴木麻衣花、三根梓


「ゲームセンターに再就職した剣道の達人・清田清一(北大路)、柔道家で居酒屋の元亭主・立花重雄(泉谷)、機械をいじらせたら右に出る者はいない頭脳派・有村則夫(志賀)。還暦を迎えたかつての悪ガキ3人組が、私設自警団"三匹のおっさん"を結成し、孫と娘の高校生コンビの力を借りながら詐欺や痴漢など、近所にはびこる悪を“斬って”いく。」

映画『阪急電車』、ドラマ『フリーター、家を買う。』『空飛ぶ広報室』など映像化されてヒットすることが多い有川浩原作。キャストもおもしろい線がそろっています。テレビ東京の深夜ではない連ドラは視聴率が低いとネガティブな報道をされるため、発表しないことが多いのですが(前作『刑事吉永誠一・涙の事件簿』は初回のみ発表)、これは視聴率を全話発表しそうな予感がします。

 

『夜のせんせい』

TBS系金曜22:00~
脚本:林宏司
演出:生野慈朗、山室大輔、池田克彦、大内舞子
プロデューサー:鈴木早苗、飯田和孝
主題歌:三浦大知「Anchor」

出演:観月ありさ、蓮佛美沙子、田中圭、大政絢、高橋一生、織本順吉、新川優愛、山本舞香、清水くるみ、大賀、岡山天音、滝裕可里、江原由夏、光石研、矢柴俊博、中原丈雄、大倉孝二、堀内敬子、笹野高史、山本耕史

「夜野桜(観月)38歳。見栄っ張りで浪費癖、流行りのものには目がない彼女が様々な職業を転々としてたどり着いた先はスナックのママ。数々の人生経験がものをいう天職だったが、店の常連・砂川誠(光石)の強引なスカウトにより、定時制高校の教職に。一人でも退学したらクビ、の条件のもと、ワケありぞろいの生徒たちの心をとかすことはできるのか?」

連ドラ23年連続主役出演を誇る観月ありさ。教師役はこの枠で2009年の『おひとりさま』がありましたが、あれは年下教師との恋愛がメインだったため、学園ものの教師という意味では初。キャラとしては『ナースのお仕事』の朝倉いずみが看護師をやめたその後というイメージでしょうか。昨年のNHK『ご縁ハンター』はこれまでの観月ありさイメージをうまくつかっていたので、その線でいければおもしろくなりそう。


『私の嫌いな探偵』

テレビ朝日系金曜23:15~
原作:東川篤哉
脚本:福田雄一
プロデューサー:大江達樹、池田邦晃、布施等
主題歌:剛力彩芽「あなたの100の嫌いなところ」

出演:剛力彩芽、玉木宏、白石隼也、内藤理沙、鹿沼憂妃、安田美沙子、渡辺いっけい

「探偵・鵜飼杜夫(玉木)は月一万円という条件にひかれて事務所を引っ越ししたが、引越しそばをもってきたビルのオーナー・二宮朱美(剛力)に対していやな予感を感じる。その後、女性の転落死事件現場にやってきた鵜飼には朱美が同行して、さらに思いもよらぬ推理を展開する。朱美は無類のミステリーマニアだったのだ。」

原作は『謎解きはディナーのあとで』と同じ東川篤哉で、しっかりしたトリックに笑いが散りばめられていると好評です。それに対し脚本は『33分探偵』や『コドモ警察』と独特のゆるくて、ちょっとシュールなコメディを得意とする福田雄一。原作とは違う笑いで、好き嫌いが人によってわかれそうな作品になりそうです。

次は「1月24日(金)スタートと後半戦まとめ


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