世界3大美術館の1つ、プラド美術館周辺
スペインが誇る絵画の宝庫プラド美術館
■プラド美術館
プラド美術館で絶対見たいのは、スペインの宮廷画家ベラスケスによる「ラス・メニーナス」。王女マルガリータと女官たちの様子を描いたもので、左側で筆を持っているのがベラスケス自身と言われています。その他、ゴヤの「裸のマハ」「着衣のマハ」も見逃せません。当時としてはセンセーショナルなヌード画ということもあり、モデルの女性が誰か様々な諸説が語られるミステリアスな絵画です。
■ソフィア王妃芸術センター
次に訪れたいのが、ソフィア王妃芸術センター。スペインを代表する現代アートの美術館ですが、現代アートだけでなく、スペインの偉大な画家の作品も展示されています。例えばピカソのゲルニカ。横7.8メートル、縦3.5メートルもの巨大なスペースにスペイン内戦の模様が描かれています。シューレアリズムの巨匠ダリの作品やまるで暗号のような曲線から成るカラフルな絵画が特徴のミロの作品など、スペインで押さえておきたい画家の絵画が詰まっています。
■レティーロ公園
芸術にどっぷり浸った後は、120ヘクタールもある広大なレティーロ公園で自然を満喫して。池でボートを漕いでみるもよし、緑が多いのでただぶらぶら歩くだけでも開放的なすがすがしい気分になること間違いなし。
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■プエルタ・デル・ソルからプラド美術館までのアクセス:サン・へロニモ通りを約8分、カノバス・デ・カスティーリョ広場を右に曲がると左側にある。約10分
■プエルタ・デル・ソルからソフィア芸術センターまでのアクセス:プラド美術館を左に見ながらプラド通りをまっすぐ行き、ロンダ・デ・アトーチャ通りを右に曲がってすぐ。約13分
【参考サイト】