加湿器/加湿器お試しレポート

古いのに新しい!? 新感覚の加湿器「Rain」(4ページ目)

超省エネ扇風機で大ブレイクしたBALMUDAが手掛けた加湿器。古典的な壺形とハイテク技術の組み合わせという意外性が、今までにないワクワク感を与えてくれます。随所に感じるその魅力を、お届けします。

執筆者:戸井田 園子

加湿パワーMaxでの使用より、少し小さめの部屋がおすすめ

BULMUDA・Rain

湿度が低いシーズンは、オートモードで40%にするとずっと風量が大きくなり、運転音はそれなりに気になる

加湿方式は、フィルターに含まれた水分をファンで蒸発させる「気化式」です。最大風量時600ml/hとパワーがあり、約17畳をカバーしますが、最大風量にするとかなり音が大きく感じます。例えば17畳の部屋で、20%前後の乾燥シーズンに湿度55%のオート運転にしておくと、常に最大風量で運転し続けることになり、現実的には音がうるさいと感じるでしょう。そういう意味では、12畳くらいの部屋で使うことがベターだと感じます。スマホで遠隔操作ができたり、24時間タイマーで入り切りできるので、帰宅前に加湿が始まる様にするなど、上手に使いこなすとよいでしょう。

また、本体サイズ【350mm(幅)× 350mm(奥行き)× 374mm(高さ)】ですが、壺のように360度膨らんでいるので、数字で見るよりやや大きく感じます。購入前に、店頭で必ず大きさを確認して下さい。

 


所有する喜びがある加湿器

BULMUDA・Rain

製品が梱包されている箱もプレゼントのようなデザインが施され、メーカーの思いがヒシヒシと伝わってくる(※画像:メーカーサイトより)

この製品は、見ても触っても使ってもワクワクさせてくれる家電です。ともすると、実用性だけが優先されがちな生活家電分野では、非常に珍しい家電ではないでしょうか。加湿器としてはかなり高額ですが、所有する喜びを与えてくれる家電なので、お気に入りのアイテムしかおきたくないという人なら、絶対満足できる製品だと確信します。

実は、この加湿器の開発は、BALMUDAの社長・寺尾さんが加湿器で今まで不満に思っていた所を何とか解消したいという、強い思いが形になった結果とのこと。加湿器本体からタンクを外し、流しに持って行って水を入れ、ポタポタと滴る水が床に落ちるのを気にしながら加湿器まで戻り、垂れた水滴を足で拭いていると奥様に怒られ(笑)、タンクを洗おうにも手が入らずイライラ……と、皆さんも心当たりがあるのではないでしょうか?そんな不満が見事に解消されたのが、このRainなのです。

使い勝手とデザインを見事に両立した、今までにない加湿器。ぜひ、皆さんにも手に取って欲しいと思います!

※参考記事:加湿器の選び方(All About家電)
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