海外旅行の安近短が叫ばれて早や10年 近ごろは主流に 

飛行時間が短いうえ便に選択肢がある近場で割安なディスティネーションが大人気

飛行時間が短いうえ便に選択肢がある近場で割安なディスティネーションが大人気

海外旅行の安・近・短(あん・きん・たん)傾向が顕著になり始めたのは、海外渡航者数がピークを迎えた2000年(1781万人)以降のこと。しかし旅行会社の現場で働く人たちからは、バブル崩壊後の90年代半ばにおいて、すでに浸透していた用語です。安近短傾向が広く叫ばれ始めてから、早や10年を迎える2010年。安近短は、すでに日本人の海外旅行スタイルにおいて主流を占めるに至りました。

安近短の代表的なディスティネーションは、かつてはグアム、サイパン、香港マカオとされてきました。しかし近年、ビジネス需要の高まりから増発増便が相次いだ中国上海をはじめ、ソウル台北などが魅力の価格とサービス内容で、パッケージツアーの売上を大きく伸ばすに至っています。

週末アジア、週末グアムは安近短旅行の定番に 

日数や方面で料率が異なる旅行保険 安近短のメリットがここにも

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もはや定番ともいえる、安近短旅行。週末を利用して近場に海外旅行へ出かける人が増えたのは、企業や、公立の小中学校が、土曜日を休みにしたことにも起因します。しかし近ごろでは、景況の悪化から旅行費用を抑える方策として近場に向かう傾向が顕著に。また、羽田の発着枠が増大したことから、アジア便を中心に金曜日の仕事帰りに渡航する1.5泊スタイルも珍しくなくなりました。

こうした状況を受け大手の旅行会社では、予約が集中するGWやお盆の時期に、チャーター便を利用したお得なパッケージツアーを用意するようになりました。また、休暇の分散化が進んだことから、月曜や金曜(平日)と土日を組み合わせた2泊3日のプランで、お得で気軽に海外旅行する人も増えています。安近短で人気のディスティネーション(ソウル・上海・台北・香港・グアム)の地域特性と、週末旅行のコツを次にご紹介します。

 

ソウルへ2泊3日 

ソウルには、東アジアのハブ空港として近年、利用者が増大する仁川(インチョン)国際空港と、旧くからある金浦(キンポ)国際空港の2空港があり、日本からの国際線のほとんどが仁川を利用するしくみです。しかし都市部に近い金浦は使い勝手がよいことから、ビジネス客を中心に利用者が多く、料金も高め。羽田・金浦線は、時間をお金で買いたい人におすすめです。ビジネス客が多く利用する午前便は予約がとりづらいので、夕刻便やチャーター利用のパッケージ商品を選ぶようにするとよいでしょう。

これに対して価格を抑えることができるのが、仁川利用の商品です。安いパッケージツアーの多くは成田・仁川。ちなみに成田からの飛行時間は約2時間半。出発時間によっても料金が異なり、午前に日本を発つ便は現地での滞在時間が長くなりますので、その分、料金も高めに設定されています。例えば、往路は成田午後発、復路は仁川午前発という滞在時間の短いパッケージ商品は、値段も安く予約もとりやすいのが特徴です。いずれにしてもソウル便は人気の路線なので、早めの予約がよいでしょう。

週末ソウルの必勝法 

韓国伝統料理は美容にもよく女性に人気

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ソウル市内は公共交通網が発達しているうえ、日本語情報も充実しています。また、インターネットが浸透していますから、レストランやコンサートなどのイベント、エステなどの体験には、予め日本からメール等でダイレクトに予約を入れるか、旅行会社の提供するオプショナルツアーを利用するとよいでしょう。

緯度の高いソウルは冬場が予想以上に寒く、春秋でも少し厚めに装備したほうが無難。日本円は、現地で両替しやすいように、紙幣は万札だけでなく、五千円札や千円札を用意しておくと便利です。なおソウル線は、飛行時間は短いのですが、機内でのミールサービスがあります。食事の時間帯を上手に調節してください。パッケージツアーのなかには早期割引のサービスも。

 

詳細はこちら>>>All About ソウル