2泊3日 安・近・短の海外旅行徹底比較(3ページ目)

台北へ2泊3日 

台湾の首都・台北（タイペイ）は、成田から空路約3時間半。北回帰線が横切る南国の島はフォルモサ（麗しの島）と呼ばれ、多くの日本人から愛されてきました。かつては航空運賃が比較的高めでしたが、近年では航空運賃にも割安感が増しています。双方向の観光交流がさかんになり、チャーター便も頻発。往復で座席が埋まる旨味から、航空運賃も低廉化傾向にあります。

台北への2泊3日は、「ちょっと短いな」という感想をお抱きの人も多いでしょう。日本統治時代の名残が色濃く、台湾グルメを愉しむだけでも数日を欲しいディスティネーションです。ファースト・タイペイであれば、市内観光付きのパッケージ商品を選ぶことをオススメします。台湾は九州ほどの面積です。一度、市内観光を体験することで、台北のすべてを知れるほどコンパクトなのが特徴です。

週末台北の必勝法 

台湾リピーターであれば、エアラインの選び方も多様でしょう。ナショナルフラッグキャリアのチャイナエアライン（中華航空）をはじめ、デルタ航空やキャセイパシフィック航空、ユナイテッド航空、日本航空、全日空のほか、ローカル二番手のエバー航空が就航しており、利用航空会社によってパッケージツアーの料金にも若干の差異があります。

週末台北でおすすめなのが、成田発着のエバー航空利用でしょう。金曜夜の21時前後に成田を発つ最終便は、仕事帰り、2時間前チェックインに間に合うフライト。復路（帰国便）が午前発の場合は滞在時間が短くなりますが、午後に桃園・台北国際空港を発つ便なら時間的にも余裕があります。その場合、追加料金が必要になる商品が多いので注意してください。リピーターのなかには、台湾新幹線を利用して台中や台南へ向かう人も。新幹線のチケット売り場は、いつも並んでいるので当日券購入はお早めに。

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