チャレンジ校の過去問題の繰り返し練習で自信をつける
自分の弱点を見つけるには、模擬試験の結果を使って復習するのも有効です。模範解答や解説をよく読み、間違ったポイントをできるだけ明確にして「履歴」として書き留めます。そのうえで次回は決して間違えないように、よく似た問題を解いて復習します。これを何度もやって、クリアした問題は外していく。こうして体得した知識や解法は記憶によく残りますし、克服したことが自信になるはずです。
チャレンジする大学の過去問題は、3年分は見ておきたいものです。問題を解けたら終わりではなく、出題傾向をよく検証します。科目ごとに、大問の構成やよく出る分野はどこかを分析し、抜けている分野があったら教科書や参考書、問題集等で知識を補っておきましょう。
それから、問題のレベルや配点、試験時間を確認して、時間配分についてシミュレーションしましょう。ただし当然ながら、過去問題と同じものは出題されません。併願している大学の過去問題で同じレベルの問題を解いてみるなど、少しでも実力がアップするよう工夫することが大切です。
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