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AIRDO(エア・ドゥ) お得な運賃やサービス、グッズ

北海道・新千歳空港を拠点とする“北海道の翼”、『AIRDO(エア・ドゥ)』は、東京・羽田空港をはじめ全国に就航ネットワークを持つ、北海道のエアラインです。機内で北海道の“旅”気分を味わうことができ、北国への旅気分が盛り上がります。AIRDOの就航路線、お得な運賃、予約、搭乗手続き、手荷物、機内販売グッズ、ポイントが貯まる「My AIRDO」などのサービスについて紹介します。

シカマ アキ

執筆者:シカマ アキ

飛行機の旅ガイド

北海道の翼「AIRDO(エア・ドゥ)のサービスについて

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北海道と全国各都市を結ぶ地域航空会社「AIRDO(エア・ドゥ)」

北海道を拠点に、東京・羽田空港をはじめ、全国に就航ネットワークを広げる“北海道の翼”、『AIRDO(エア・ドゥ)』。1998年12月の就航以来、北海道のエアラインとしてアピールし、機内に入った瞬間から北海道の“旅”気分が体感できる、まさに地域に根ざした航空会社として知られています。

今回は、AIRDOの就航路線、お得な運賃(航空券)、予約・支払い方法、搭乗手続き、手荷物について、独自の各種サービスなどをご紹介します。

<目次>  

機内に入った瞬間から「北海道」気分

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機内で出迎えてくれるAIRDOのマスコットキャラクター「ベア・ドゥ」。季節ごとに“着せ替え”するのも要チェックです

まず、AIRDOならではの機内サービスから。機体入口右側では、AIRDOのマスコットキャラクター「ベア・ドゥ」のステッカーが貼ってあり、機内に入ってすぐ、季節ごとに“着せ替え”するベア・ドゥのかわいいぬいぐるみが出迎えてくれます。

 

機内の北海道図書で観光情報などをチェック

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北海道やAIRDOが就航する地域の観光ガイドブックや書籍などがそろう「北海道図書」は搭乗者に人気です


機内に、北海道やAIRDOの就航地に関する観光ガイドブックや書籍などが置いてあり、機内で自由に閲覧できます。これから到着する目的地のご当地グルメや観光スポットの情報、北海道ならではのミニ知識なども得ることができ、AIRDOの利用者にとても好評を得ています。
 
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機内誌「ラポラ(rapora)」が2017年4月リニューアル。北海道内外の就航地の魅力を伝える特集ページなどが掲載されています


北海道の情報が満載の機内誌「rapora(ラポラ)」も必読。北海道のグルメ、お土産、雑貨のほか、北海道の隠れスポットなども載っているので要チェックです。また、北海道以外の就航地の魅力を伝える特集ページ、就航地ならではのメニューなどを紹介する「旅先の朝食」、個性的なコンセプトを持つ「旅をしたくなる宿」、就航地にまつわる人気投票「AIRDO なんでも総選挙」など、まさに”旅をしたくなる機内誌”です。
 
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「くまのがっこう」シリーズ15作から客室乗務員が選んだ3作品が機内で楽しめます(写真:AIRDO提供)


2017年で15周年を迎えた人気の絵本「くまのがっこう」シリーズの絵本も、機内で楽しむことができます。これまで発売された15シリーズの中から客室乗務員が選んだ3作品が搭載されています。

 

AIRDOが提供する空の市場「DO Sky Marché」

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機内では、かわいいベア・ドゥの紙コップに入れて提供してくれます


機内では無料のドリンクサービス、また有料で軽食やアルコールなどの販売があります。

無料のドリンクでは、『珈房 サッポロ珈琲館』によるオリジナルブレンドコーヒー、バターの風味が楽しめる「じゃがバタースープ」のほか、客室乗務員がおすすめする期間限定ドリンクを3ヶ月ごとに提供するなど、北海道ならではのドリンクを機内で味わうことができます。
 
エアドゥ,パン

朝の特定便限定モーニングサービスとして、北海道にこだわった手作りパンを無料で提供。時期によってパンは異なります ※写真はイメージ


なお、無料モーニングサービスとして、札幌―東京路線の平日始発便(※)限定で、北海道にこだわった手作りパンを無料でサービスしています。 ※ 対象便:札幌—東京路線始発便…12便(札幌発)・11便(東京発) ※上の画像は第4弾の「ハスカップブレッド」
 
AIRDO,軽食

北海道を代表する名店とコラボレーション軽食シリーズ。第5弾は札幌の人気ラーメン店「我流麺舞 飛燕」の濃厚味噌ラーメン(500円)。持ち帰り可能。2018年6月1日から発売


有料メニューでは、北海道にこだわったビールとワイン、軽食を販売しています。ビールは「サッポロクラシックビール」、ワインは「はこだてわいん 年輪 ミニ 赤」で、いずれもショートチーズのおつまみつきです。こだわりのスープもおすすめです。

 

東京-札幌線で平日夕方限定 ビールが200円で味わえる!

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好評の機内サービス「ハッピーアワー」を企画したAIRDOスタッフ。2017年3月で1周年を迎えた(写真:AIRDO提供)


AIRDOでは、2016年3月1日から、北海道限定ビール「サッポロクラシック」(おつまみ付き)を通常500円のところ、東京-札幌線の平日(月~金)夕方以降の便を対象に200円で提供する「ハッピーアワー」を実施しています。

仕事を終えてビールを飲みながら機内でリラックスしたいというニーズに応えたこの企画は、サービス開始から1年で前年比700%超となる約16,000本を販売。男性ビジネス客だけでなくレジャー利用の女性からの注文も多いといい、今後も継続してサービスを提供していく予定とのことです。

 
サッポロクラシック,富良野ヴィンテージ,エアドゥ

北海道の地で生まれたサッポロビールの北海道限定発売生ビール 期間限定「サッポロクラシック 富良野ヴィンテージ」。おつまみのショートチーズつき(税込500円)



 

ファンも多いベア・ドゥのかわいい機内販売グッズ

 
エアドゥ,機内販売

北海道こだわりの商品を機内販売。画像は就航20周年記念商品「フロストフラワーキャンドル」(数量限定)


AIRDOの機内販売もとても充実しています。毎月、北海道にこだわったオリジナルグッズを機内で販売しています。

定番商品では、オリジナルパッケージのタマネギ、ゴボウ、ジャガイモの3種類の野菜がセットになった「北海道スープセット」(税込1000円)、思わず連れて帰りたくなるかわいい「ベア・ドゥぬいぐるみSサイズ」(税込1500円)など。
 
エアドゥ,カレンダー

AIRDOオリジナル2019卓上カレンダー。毎年大好評の人気商品(税込500円) ※数量限定


毎年人気の「AIRDOオリジナル卓上カレンダー」は数量限定。その他、北海道のお菓子や雑貨、就航地にまつわる商品なども続々登場します。

機内に入った瞬間から“北海道”で、北国への旅気分が盛り上がることは間違いありません。
 
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AIRDO機内ではブランケットの無料サービスもあります。ここにもベア・ドゥがデザインされています

 

AIRDOが就航する路線一覧

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AIRDOは羽田空港から北海道各地に就航しています。特別塗装機の「ベア・ドゥ北海道JET」(手前)が運航中です


AIRDOでは現在、以下の路線に就航しています。 ※2018年10月現在

■東京(羽田)-札幌(新千歳)、旭川、帯広、女満別、釧路、函館、
■札幌(新千歳)-仙台、名古屋(中部)、神戸
■名古屋(中部)-函館

最も多いのが、東京(羽田)-札幌(新千歳)で、基本1日11往復を運航しています。また、旭川や帯広、女満別、釧路、函館といった北海道の主要各都市と東京・羽田空港を結ぶ便も毎日運航されていて、北海道に根ざした航空会社であることがわかります。

首都圏で最も交通アクセスのよい羽田空港から直接、北海道の主要各都市にアクセスできるのは、出張が多いビジネスパーソンや観光客にも好評です。

なお、羽田空港では「第2旅客ターミナル」の利用になります。
 
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AIRDOのウェブサイトが2017年9月にリニューアル。フルレスポンシブルデザイン、わかりやすいおすすめ運賃表示など、より利用しやすくなりました。


一方、日本各地の都市と北海道を結ぶ就航ネットワークも徐々に広がっています。

東北の基幹空港である仙台を結ぶ便をはじめ、神戸・三宮や大阪・梅田からの交通アクセスが便利な神戸、中四国・山陰エリアの利用客が多い岡山にも就航しています。全国で屈指の人気観光スポット、北海道に向かう“空”のアクセスがAIR DOの就航によってますます便利になりました。

 

AIRDOならではのお得な「運賃」

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AIRDOの機内。ボーイング767と737で運航されています(写真はボーイング767-300)

AIRDOが販売する運賃にはさまざまな種類があります。その中でいくつかのお得な運賃をご紹介します。

AIRDOで最もお得な運賃が【AIRDOスペシャル】。75・55・45・28・21があり、年2回、夏ダイヤ・冬ダイヤごとの発売で、予約開始のタイミングによっては最大7~9ヶ月先まで予約できます(※従来は搭乗2ヶ月前からの予約)。予約変更不可、キャンセル時は取消手数料などもがかかりますが、旅のプランがいち早く立てられるようになり、どの運賃よりもリーズナブルです。運賃はAIRDOのホームページ(http://www.airdo.jp/)でご確認ください。

また、搭乗まで1週間以内での予約なら、【DOバリュー3】【DOバリュー1】の運賃がお得です。それぞれ搭乗の3日前、1日前まで予約・購入ができます。予約変更は不可。座席数限定ですが、片道運賃などよりもお得なので、ぜひチェックしてみてください。

以上の3つの運賃で、満3歳以上12歳未満の子どもだと【特定便小児割引】が適用されます。

北海道の航空会社らしい運賃が【道民割引】です。北海道に在住する、北海道に本籍を有する、北海道の企業に勤務するなどの条件を満たし、AIRDOのWeb会員サービス「My AIRDO」(入会金・年会費無料)に入会し、道民会員登録をすると利用できます。座席数限定ですが、当日予約、予約変更もできます。

【北海道発往復運賃】もぜひチェックして欲しい運賃の1つ。満3歳以上の同一人が旅行開始日からその日を含めて30日以内に、第1搭乗区間が北海道発、第2搭乗区間が北海道着となる往復で適用されます。こちらも座席数限定ですが、当日予約、予約変更もできますし、往復の利用区間が異なっても予約・購入できます。

さらに、搭乗予定日に満60歳以上の人に適用される【DOシニア60】もあります。事前の予約・購入はできませんが、満65歳以上が利用できる【当日シニア65】と、満12歳以上26歳未満で利用できる【AIRDOスカイメイト】もお得な運賃です。特に【AIRDOスカイメイト】は対象年齢の幅が広く(26歳未満まで適用しているのはAIR DOのみ)おすすめの運賃です。

 

予約・支払い・事前座席指定と「LINE」でのサービス

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AIRDOがLINEで提供している搭乗サービス「AIRDO ONLINE Service」の画面


AIRDOでの航空券の支払いは、基本的に「予約日を含めて4日以内」(※運賃・予約取得日によって支払い期限が異なる)。クレジットカード、現金、コンビニエンスストアで代金を支払うことができますが、予約・案内センターやWEB予約、AIRDO空港カウンターなどで支払い方法が異なりますのでそれぞれご確認ください。

そして、AIRDOではすべての運賃で「事前座席指定サービス」があります。航空券発売開始日から搭乗日の4日前までに予約、または搭乗日の3日前から搭乗日当日までに購入すると、事前に座席を指定できます(※対象となる座席、利用には制限あり)

さらに、「LINE」を使って搭乗便の予約照会、搭乗する際のQRコード表示、度に役立つ情報などを提供する「AIRDO ONLINE Service」を、国内の航空会社として初めて導入しています。

【関連記事】
LINEで飛行機にらくらく搭乗!AIRDOが業界初の試み
 

AIRDOの搭乗手続き(チェックイン)と手荷物

AIRDOの搭乗手続き(チェックイン)は、大手航空会社とほぼ同様です。ペットを預ける場合は搭乗便出発時刻の「30分前」まで、支払い期限が当日の場合は搭乗便出発時刻の「20分前」まで、その他は搭乗便出発時刻の「15分前」までです。それぞれ保安検査場を通過後、搭乗便出発時刻の「10分前」までに搭乗口に行きましょう。

なお、AIRDOではANAの「スキップサービス」が利用できます(一部運賃は不可)。事前に予約、購入、座席指定を済ませ、ホームページなどから2次元バーコードを取得しておけば、当日は、預ける手荷物が無い場合は搭乗手続きをせずに直接保安検査場へ行くことができるので、とてもスムーズに搭乗できます。※スキップサービスは、ANAの登録商標です。

AIRDOの航空券購入・搭乗手続きでは、ANAの自動チェックイン機が利用できます(一部運賃は不可)。シートマップで好きな座席も指定可能です。

AIRDOでの手荷物ですが、機内持ち込みの手荷物はハンドバッグ、カメラ、傘など一部の身の回り品は“無料”で機内に持ち込めます。そのサイズは、重量1人あたり10kgまで・サイズ3辺の合計が115cm以内/55cm×40cm×25cm以内・1人1個まで。

一方、AIRDO空港カウンターで預ける手荷物は、重量1人あたり20kgまで無料・3辺の合計が203cm以内などの条件がありますが“個数制限なし”です。20kgを超える手荷物などは超過手荷物料金が必要です。

ちなみに、AIRDOでもANAの「快速宅空便」が利用できます。これは、出発空港で飛行機を利用する際に手荷物を預け、到着空港では手荷物を引き取らずに身軽に目的地に行き、自宅または目的地で手荷物を受け取るサービス。1個あたり1000円、合計3個までが利用可能です。

 

羽田空港のカウンターがリニューアル! 北海道らしいデザインに

 
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2017年6月にリニューアルした羽田空港のAIRDOカウンター


羽田空港の第2旅客ターミナルにあるカウンターが、2017年6月23日にリニューアルしました。

カウンター全体が木目調でやわらかい色が使われ、北海道らしさが感じられるデザインに。ピクトグラム(視覚記号)を用いることで、どの利用者にとって使いやすさ、そしてバリアフリーにも考慮されています。窓口や自動チェックイン機も増設されました。
 
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新たに設置されたインフォメーションカウンター。北海道の情報に詳しいスタッフへの相談も可


また、新たに設置されたインフォメーションカウンターでは、北海道観光マスター、北海道フードマスター、サービス介助士資格保有者らによるサービスを提供。これらの資格を持つ客室乗務員が企画・作成した「大人のゲームシート」を機内、そして空港カウンターにも配置しています。
 
AIRDO,新千歳空港,カウンター

新千歳空港のカウンターは15年ぶりのリニューアル(イメージ)

なお、札幌・新千歳空港のカウンターも、羽田空港と同様のコンセプトで2018年1月17日にリニューアル。天候をはじめとするイレギュラー時の混雑緩和に向け、カウンター幅を約3.5倍に拡張して窓口の数を4から8ブースに倍増、自動チェックイン機も増設されました。
 

便利なWeb会員サービス「My AIRDO」

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AIRDOのWEB会員サービス「My AIRDO(マイエアドゥ)」


AIRDOには、インターネット限定のWebサービス「My AIRDO」があります。

会員専用ページでは、ログインすると、名前や電話番号などの基本情報が自動表示されるので、航空券が簡単に予約・購入でき、予約内容も一覧で表示されて便利です。

また、搭乗で貯めたポイントを“特典航空券”に交換することができます。航空券購入金額100円につき1ポイント、同一年度内での搭乗6回ごとにボーナスポイントが積算されます。1200ポイントから特典航空券に交換でき、家族や友人にプレゼントすることもできます。

その他、毎月お得な運賃の情報、My AIRDO会員限定のキャンペーン、ポイント残高などが届くメールマガジン、マイページの「搭乗履歴」から搭乗証明書が表示・印刷できるサービスがあり、「道民会員登録」もMy AIR DO会員本人ならできます。万が一、ポイントを積算し忘れても、My AIRDOのマイページから搭乗日の翌日から6ヶ月以内なら事後登録ができます。
 

AIR DOの機内安全ビデオ、フルCGでキャラクターが案内

AIRDO,機内安全ビデオ

AIR DOの機内安全ビデオ(2018年12月20日~)


AIR DOの機内安全ビデオが2018年冬、10年ぶりにリニューアル。2018年12月20日から上映開始のビデオでは、本編部分に国内航空会社初となるフルCGが採用され、親しみやすいキャラクターが登場します。

今回のリニューアルで大きく変わった部分は、緊急時における「酸素マスクの使用方法」「救命胴衣の着用方法」「緊急脱出時の脱出スライドの滑り方」など。映像での解説に加え、CGで紹介することでより分かりやすくなりました。
 
AIRDO,機内安全ビデオ

AIR DOの機内安全ビデオ(2018年12月20日~)


また、これまでの客室乗務員が実演する内容から、親しみやすいキャラクターが登場して案内することで、より目を引きやすくなった印象を受けます。画面の字幕サイズも従来の1.2倍に、ナレーションも聞き取りやすくなり、機内での安全意識をより高めてもらうための工夫が随所に見られます。

首都圏、その他全国の各都市から北海道に行くのに、“北海道の翼” AIRDOは、飛行機に乗った時から北海道が感じられるおすすめのエアライン。観光、ビジネス、帰省などでぜひ利用し、北海道を実感してみてください。

※ すべての情報は2018年12月現在


<DATA>
AIRDO エア・ドゥ
公式ホームページ(WEB・モバイル予約)
フリーダイヤル:0120-057-333 (6:30~22:00)
携帯電話:03-6741-1122 / 011-707-1122 (同上)

AIRDO Facebookページ
 
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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