凱旋門近く「ラトリエ ドゥ ジョエル ロブション エトワール」でのおすすめは……
エントランスからダイニングにむかう螺旋階段。赤と黒のリズムがここからすでに始まる。ムード満点
前菜のキャビア。一緒に甲殻類のジュレと野菜のクリーミーさを楽しんで
まずはキャビア。甲殻類のジュレとカリフラワークリームと一緒に頂きます。スープとクリームの中間の様なとろ~りまろやかな仕上がり。キャビアの塩味とぷちぷち食感とよく合います。甲殻類のお出汁で仕上げたジュレでコクがプラスされ、満足度の高いスターターです。フォアグラのロースト。フレッシュアーモンドなど季節の果実で一層おいしさを広げて
次はフォアグラのロースト。表面はキャラメリゼされて香ばしく、中からとろける旨みを堪能出来ます。旬の果実が添えられていて、画像は杏と生に近い状態のアーモンド。時にはヘーゼルナッツやいちじく、数種のベリーなど。季節によって異なり色んな味の広がりが楽しめます。メインには「ベビーラム(乳飲み仔羊)」を。フランスならではの素材を活かしたメニューです
「ベビーラムのグリル ローズマリーの香り」日本では見かけにくい乳飲み仔羊。クセが無く食べやすい。
スペシャリテのひとつマッシュポテト。
じゃが芋とバターがほぼ同量でクリーム
と塩胡椒のみで仕上げられた贅沢さ
カウンター席に秘められた思い。懇親性~フレンチを日常に
ロブション氏の「カウンター席」に対する思いは一言で言うと「コンビビアリテ=懇親性」を感じます。名の通り「相互間」の親密度を指し、レストランで言うなら料理とゲスト、ゲスト同士、スタッフとゲスト、内装とゲスト、店全体、など様々な相互間が存在します。例え一人で伺ってもお洒落においしく楽しめるのがロブション氏のカウンター席です。黒と赤のリズムが奏でるインパクトあるカウンター
<DATA>
■L'Atelier Joel Robuchon St Germain (サンジェルマン)
住所:5, rue de Montalembert 75007 Paris FRANCE
TEL:+33(0)1 42 22 56 56
■L'Atelier Joel Robuchon Etoile (エトワール 凱旋門)
住所:Publics Drugstore - 75008 Paris 133 avenue des Champs Elysees Entree - Voiturier :30,rueVernet
TEL: +33(0)1 42 22 11 02
※共通事項
営業時間:11:30~15:30、18:30~24:00
平均予算:ランチ50ユーロ~、ディナー80ユーロ~
(ランチ.ディナーともにアラカルト、コースあり。時間、予算ともに季節によって変動あり)