大寒の日に滝に打たれる参拝者
そこで今回は、大寒の日に豪雪の富山で真言密教大本山の滝に打たれる、一風変わった旅行プランを紹介致します。
大寒の日に滝に打たれる、癖になる喜び
高さ5.5mの滝が6本、横一列に並ぶ
そもそも大岩山日石寺は、立山の山すそにある真言密教の大本山で、境内には国指定史跡の石仏や重要文化財の磨崖仏、三重の塔、山門、金比羅、夫婦岩、百段坂など名所が集っています。その日石寺で気温2℃前後、大寒の日に冷水に打たれる思い出は、一生色あせません。毎年かなりの人が集まり、テレビ取材や有名な政治家も訪れるほどの有名な行事です。噂が噂を呼び、貸し出し用の白装束の洗濯が間に合わないほどだと、日石寺の広報の方がおっしゃっていました。
境内には山門、三重の塔、六本滝など数々の寺院や名所が点在する
今年が勝負の年だと思う人は、心臓などに病気が無い人限定で、事前申し込みをして滝に打たれるといいかもしれません。先ほども触れましたが、白衣のレンタルもあるので、手ぶらで参拝できます。最初の数秒は苦しく、次に痛みがきますが、滝から出た後は心身ともにクリアになります。体験してみてください。
大岩のせり出す急流沿いに遊歩道がある
富山県中新川郡上市町大岩163
電話:076-472-2301
アクセス:富山地方鉄道の上市駅下車(地鉄富山駅から特急で15分ほど)。その後はバスかタクシーで大岩山日石寺へ(バスで30分ほど。タクシーで10分ほど)。自動車の場合は、立山I.C.から15分ほど。
公式サイト
次のページは、滝に打たれた後に楽しむ、温かいそうめんや温泉の紹介です。