三大都市圏から黒部・立山方面へのアクセス方法

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関西方面と立山・黒部をつなぐサンダーバード

北アルプスを富山県から長野県の大町市まで貫く立山黒部アルペンルートや、全長20.1km、深度1,500mのV字峡谷を行くトロッコ電車など、富山県観光のハイライトともいえる黒部・立山エリア。

ただ、同エリアは県の東端にあり、県庁所在地である富山市の中心部からはかなり離れているため、県外からどうやってアクセスすればいいのか、分かりづらい面があるかもしれません。

そこで今回は、東京・大阪・名古屋の大都市圏からどうやって黒部・立山エリアまで行くのか、特に電車を交通手段の中心にしてまとめてみたいと思います。

ルートその1:宇奈月(うなづき)温泉や黒薙(くろなぎ)温泉の秘湯群、またはトロッコ電車など”黒部市エリア”を目指す場合

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トロッコ電車の車両

富山県の立山町と黒部市は、標高数千mの山岳地帯で隣り合いながらも、平野部からアクセスできるルートは大きく異なっています。

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立山町と黒部市の位置

宇奈月温泉やV字峡谷を行くトロッコ電車(黒部峡谷鉄道)のある黒部市エリアへのアクセスは、東京方面からであれば2015年に開通する北陸新幹線の新駅「黒部宇奈月温泉駅」の利用がベストです。

黒部宇奈月温泉駅を下車するとロータリーに隣接して富山地方鉄道の新黒部駅があります。そのまま乗り換えて宇奈月温泉を目指してください。基本的には新幹線との乗り換えがスムーズにできるようにダイヤが計算されていますが、1時間に1本ほどの頻度でしか富山地方鉄道は運行していないので、乗り換えには注意してください。

ちなみに、北陸新幹線開業前の東京、あるいは名古屋、大阪方面からは特急電車で富山県の玄関口である富山駅まで来て、富山地方鉄道本線に乗り換えるルートが便利です。

東京方面からであれば、北陸フリーきっぷと呼ばれるお得な切符が販売されています。東京都区内から片道1万800円で移動が可能で、北陸エリアに到着した後も、富山県内全域、隣県の石川、福井県までの在来線に乗り降りが自由にできるようになります。有効期間は4日間です。

名古屋方面から来て、北陸エリアを周遊する予定であれば、北陸観光フリーきっぷという切符もあります。名古屋市内から北陸エリアへの片道運賃が15,430円、フリーエリアは富山県の全域と、石川県、福井県までが対象です。有効期間は4日間です。

大阪方面からであれば、北陸乗り放題きっぷがあります。大阪市内から14,400円、京都市内から13,400円で北陸エリアに入れます。富山県内を含めた北陸エリアを周遊する予定の方は、チェックしてみてください。

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宇奈月駅でトロッコ電車に乗り換える

○東京方面から(2015年の春以降)
ルート:「東京駅」→北陸新幹線「黒部宇奈月温泉駅」下車→富山地方鉄道立山線「新黒部駅」で乗り換え→「宇奈月温泉駅」下車

※トロッコ電車に乗る場合は「宇奈月温泉駅」から徒歩で黒部峡谷鉄道「宇奈月駅」へ移動

所要時間:2時間7分(東京→黒部宇奈月温泉駅区間)+25分ほど(新黒部駅→宇奈月温泉駅区間)
運賃(大人・片道):北陸新幹線11,000円ほど(予定)+富山地方鉄道600円ほど(予定)

○東京方面から(在来線)
ルート:「東京駅」MAXとき→「越後湯沢駅」で、はくたかに乗り換え→JR「富山駅」で富山地方鉄道「電鉄富山駅」へ乗り換え→特急で「宇奈月温泉駅」へ 

所要時間:3時間26分(東京駅→富山駅区間)+1時間10分ほど(電鉄富山駅→宇奈月温泉駅区間)
運賃(大人・片道):JR11,030円+富山地方鉄道1,840円
※富山地方鉄道の特急券は210円プラス
※北陸フリー乗車券→詳細
※地鉄電車2日ふりーきっぷ→詳細

○名古屋方面から
ルート:「名古屋駅」しらさぎ→JR「富山駅」→同上
所要時間:3時間37分(名古屋駅→富山駅区間)
運賃(大人・片道):7,990円
※北陸観光フリーきっぷ→詳細

○大阪方面から
ルート:「大阪駅」サンダーバード→JR「富山駅」→同上
所要時間:3時間14分(大阪駅→富山駅区間)
料金(大人・片道):8,210円
※北陸乗り放題きっぷ→詳細

※自動車の場合は北陸自動車道「黒部IC」から宇奈月温泉へ

次のページでは、立山黒部アルペンルートなどの立山町エリアへのアクセス方法をまとめます。