Ashbury Heights
ガイド:ちょっと毛色が違うデュオを紹介しましょう。Anders HagströmとYasmine UhlinからなるAshbury Heights。サンフランシスコにあるヒッピーの聖地である街の名前から取っていますが、ちょっとゴスっぽいエレクトロポップ。この「Spiders」というのは、強力にかっこいい。Anders君はV系、いやニューロマ系の美男子、Yasmine嬢はゴシックねえちゃんで、二人は恋人同士だったみたいですが、2008年にYasmine嬢は離脱。男女ペアにありがちな男女関係のもつれなのか、憶測してしまいます。その後、モデルのKari Berg嬢が代わりに加入したものの、2010年に解散。
Spiders (YouTube)
Morningstar in a Black Car (Amazon.co.jp)
松見:
Ashbury Heightsがいましたね! 実はアルバム持ってます。解散しちゃったんですね。ドイツのOut of Lineというレーベルから出ていて、結構ダークと言うか、アングラなアーティストが多く所属しているのですが、その中でも彼らは比較的聴きやすいテイストの楽曲が多くて好きでした。
Roxette
ガイド:スウェーデン、80年代のマイナー系を掘れば、まだ出てくるのではないかと思いますが、今回は両者、現在形の人たちの紹介となりましたね。ちょっと古いネタとしては、エレクトロというよりもポップスの領域になりますが、知名度も高いMare FredrikssonとPer GessleによるRoxette。「The Look」は、スウェーデンに留学していたアメリカ人の紹介がきっかけとなって、全米1位に輝いた曲。「It Must Have Been Love」なんかは、結婚式にかかりそうなラヴソングの定番ですね。
The Look (YouTube)
A Collection of Roxette Hits: Their 20 Greatest (Amazon.co.jp)
人口950万人程度のスウェーデンだけで、えらく時間を費やしましたが、次は左隣のノルウェーに行きましょう。
【関連記事】
世界のエレクトロ男女ペア~日本編 (All Aboutテクノポップ)
世界のエレクトロ男女ペア~英国編 (All Aboutテクノポップ)
世界のエレクトロ男女ペア~フランス編 (All Aboutテクノポップ)
Bitpop! Breezesquad (All Aboutテクノポップ):対談相手の松見真之介さんへのインタヴュー