アパートマンション経営/リスクを回避する貸し方・テクニック

賃貸借契約前のキャンセル(2ページ目)

家に居ながらにして、インターネットで色々と部屋を探すことが出来る昨今の賃貸市場。ようやく申し込みが入ったものの、契約直前であっさりキャンセルになってしまうことがオーナーさんの悩みのタネです。

楯岡 悟朗

執筆者:楯岡 悟朗

土地活用・不動産査定ガイド


一番重要な時間を失う

ようやく申し込みが入り、募集を止め契約締結を待っていた段階で飛び込んでくるキャンセルの一報。そこから慌てて再度募集をかけることになるのですが、募集を止めていた時間は戻って来ません。オーナーは一番重要な時間を失ってしまうのです。

一昔前ならば、手付金という形で金銭を受け取り、万一キャンセルの際はキャンセル料として返却しない、ということもまかり通っていたようです。しかし今現在、そうしたことはほとんど行っていません。ですからオーナーは申し込みが入ったとはいえ、本当に契約になるまではドキドキハラハラしながら待たなくてはいけないのです。

有効な防御策は?

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不動産会社が安易に申込書を書かせてしまうのが、こうした事態につながっている一つの要因です

今現在、こうした事態を防ぐ有効な手立てはほとんどありません。出来ることといえば、申し込みから契約締結の期間を極力短くするよう努めることや、契約締結するまでは、継続して2番手として募集をかけ続けるなどの方策が考えられます。

また、管理会社は「あそこの会社が入れてくる申し込みはキャンセルが多い」と、長年の付き合いのなかで、ある程度把握ができるものです。あらかじめそうしたことが分かっていれば、対応策も用意しておくことができます。このように一度入った申し込みをキャンセルされないようガッチリ固め、無事契約締結まで至らせることも、管理を任された不動産会社の重要な仕事の一つです。
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