「誠」の精神を貫く教育を重視

校訓として「誠」を掲げ、「誠」の精神を貫いて教育にあたることを重視する竹早小学校

校訓として「誠」を掲げ、「誠」の精神を貫いて教育にあたることを重視する竹早小学校

東京学芸大学附属竹早小学校は、教員養成大学である東京学芸大学の11の附属学校・幼稚園の一つで、1900(明治33)年に創立。教員養成大学の附属学校であるため、学生の教育実習校としての役割と、学生を育てるという使命を担っています。加えて東京学芸大学における初等教育に関する研究を実践し、実証するための場でもあり、附属小学校自体が独自に教育テーマを設け、それを実践的に研究するための場でもあります。

平たく言えば、竹早小学校はいろいろな教育の臨床実験の場であり、学校での研究の成果を日本の小学校教育に役立てていこうということ。

設立当初からの校訓として「誠」を掲げ、いつの時代も変わることなく「誠」の精神を貫いて教育にあたることを重視。教育目標は「自ら学び、ともに手をとり合い、生活を切り拓く子」の育成とし、「明るく元気に取り組む子」「よく考え工夫して学ぶ子」「慈しみ合い仲よく助け合う子」「よい生き方を求め続ける子」を目標とする児童像を掲げています。

系列校の大学進学実績は、出色

系列校として、東京学芸大学附属幼稚園竹早園舎、東京学芸大学附属竹早中学校、東京学芸大学附属高等学校、東京学芸大学(以上、すべて共学)があり、附属竹早小学校から附属竹早中学校へは、95%が進学。学内試験の成績により連絡進学の判定をします。

東京学芸大学附属高校への進学は、系列4中学校から合計合格枠が定められていて、竹早中学校からは例年40~50%前後の生徒が進学。附属高等学校から東京学芸大学への優先入学制度はありません。

主な大学合格状況は、東大74名、一橋14名、慶應136名、早稲田182名、上智40名、東京理科81名、明治54名、立教28名、中央54名など(08年3月卒業生328名)、出色の進学実績を誇っています。

成績表がなく、代わりに「生活の記録」を運用

竹早小学校の教育の特色は、上記したように研究校であるため、常に実験的な教育が行われるということ。また、教育目標を実践するために子どもを成績やテストで縛ることはせず、一人ひとりの発想や興味・関心を大切にし、それを積極的に授業に取り入れていきます。

具体的には成績表がなく、代わりに「生活の記録」としての自己評価表があります。時間割も弾力的で、行事の準備やクラスでの話し合いなどを教科の授業に優先させて行うことも。個人やグループで自分たちの好きなことに取り組む時間を4年生以上の学年で実施し、この時間を「たけのこタイム」と呼び、隔週火曜の午後に100分をあてています。

東京学芸大学附属竹早小学校の教育に適応する子どもとは、協調性やコミュニケーション力の高い子ども、自主性があり、自由な発想力や知的好奇心のある子どもといえます。