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大きなタブレット!? 富士通 FMV ESPRIMO WH77/M(2ページ目)

OS(基本ソフト)にWindows 8.1を採用した各社の秋冬モデルが次々と発売される中、富士通のFMV ESPRIMOに新機種が登場した。タッチ操作に最適化された新デザインの液晶一体型、WH77/Mがそれ。早速、レビューする。

大島 克彦

執筆者:大島 克彦

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TV機能はないが十分な性能

スペックは以下の通り。CPUは4コア8スレッドのCore i7-4702MQ(2.2GHz、最大3.2GHz)、グラフィックスはCPU内蔵のIntel HD Graphics 4600、メモリ8GB、HDD2TB、BDXL対応Blu-ray Discドライブ(スロットローディング式)。

OSは、Windows 8.1(64ビット版)。[スタート]ボタンを復活させるなど、Windows 8を一部改良した最新OSだ。ソフトウェアは、Microsoft Office Home and Business 2013(Word、Excel、Outlook、PowerPoint、OneNote)などが付属する。基本性能はデスクトップパソコンとして十分なもので、オフィスワークやデジカメ画像の編集などの用途で困ることはないだろう。

ESPRIMO WH77/M

最新CPUであるCore i7を搭載

ESPRIMO WH77/M

ポート類とNFCポイントは右側に集中配置


インタフェースは、USB3.0×4、USB 2.0×1、SDメモリーカードスロットなどで、本体の向かって右側に集中(左側はBlu-ray Discドライブのみ)。スタンド部分の上面にNFC(Near Field Communication、近距離通信)のタッチポイントがある。NFCポイントによって、電子マネーSuica、Edyなどによる決済が可能なので、インターネットショッピングを楽しむユーザーに最適だ。

ESPRIMO WH77/M

NFC対応スマホで電子決済が可能


国内メーカー製パソコンでは「定番」化している、TVチューナーは付属しない。ただ、富士通の直販サイトである「WEB MART」で、外付けのネットワークテレビチューナー(19,800円)を併せて購入すれば、無線LAN経由でTV番組を視聴できる。この方法とは別に、USB接続のTVチューナーボックスを購入するという選択肢もある。

次ページでは、WH77/M搭載のソフトウェアをチェック

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