小学校受験/小学校受験学校情報

筑波大学附属小学校(2ページ目)

国立大学附属小学校として不動の人気を誇る筑波大学附属小学校。教育研究実践の場として、独特の指導スタイルを持ち、文武両道を目指しています。受験実質倍率は男子28.6倍、女子25.2倍とかなり狭き門。学びの特徴、願書配布時期、受験傾向(2回の抽選含む)、学費までを徹底紹介。

野倉 学

執筆者:野倉 学

学習・受験ガイド

筑波大学附属小学校の願書配布時期

例年10月10日前後の平日、事務室配布となっています。

筑波大学附属小学校受験、抽選で約半数に

入試は月齢考慮あり。応募資格は、東京23区、西東京市、埼玉県和光市のいずれかに保護者と同居し、入学後も家族とともに生活できる者。入試1次と3次は抽選です。

1次は月齢ごとに男女各3グループ(Aグループ4~7月、Bグループ8~11月、Cグループ12~3月)に区分され、それぞれ抽選で約半数に絞られます。

定員男女各80名に対し、09年度(08年秋実施済み)入試志願者は男女計4,350名。受験者数が男子2,288名、女子2,019名。第2次合格者数は男女各130名。合格者数は男女各80名となります。2回の抽選を含め、通算実質倍率が男子28.6倍、女子25.2倍とかなり狭き門となっています。

幼児には難易度の高い考査(試験)内容

2次は考査で、ペーパー(話の記憶・図形など)、行動観察(絵画・巧緻性・制作など)、運動、個別(口頭試問)が課されます。行動観察の制作では粘土で虫をつくったり、コオロギなどの虫を観察して絵を描いたり、ロボットや飛行機をつくったりするもの。運動は毎年クマ歩き(四足の姿勢で前進。ただし、ひざを床につけず真っ直ぐに立てた姿勢で。腕に体重がかかるため、腕の力が弱いと難しい)とマット運動が出題。考査は総じて幼児には難易度が高く、しっかりとした準備が必要です。

友達が運動試験を受けているときは応援しながら待ちましょうといった指示も出されるので、しつけ面もきちんとしておくことが大切。基本的には初等教育の実践的研究機関のため、「何でもこなせる子ども」を求めているようです。

筑波大学附属小学校、学費

  • 学校納入金 107,500円
  • 後援会入会金等 148,600円
  • 初年度合計 約260,000円
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