勉強時間について
ケアマネジャー試験対策
つまり、福祉サービス分野の15問は初めて勉強する訳ではありませんので、ある程度の理解があると思います。したがって、まずは介護支援分野、保健医療分野を重点的に勉強する方が効率が良いでしょう。もちろん、福祉サービス分野が理解しにくい場合はまんべんなく学習する必要があります。介護支援分野、保健医療分野を重点的に勉強する場合、それぞれに50時間程度は必要と思います。仕事で忙しい場合などはなかなか理解が進みにくく、余裕を持ったプランを組んでおいた方が無難です。
プランの一例として、介護支援分野、保健医療分野で各50時間の計100時間、福祉サービス分野で20時間と考え、120時間程度の時間は確保したいものです。繰り返しますが、120時間の勉強で無条件に合格を保証するものではありません。基礎知識の差や成熟度、集中力等の差もありますので、一つの目安として考えてください。この120時間を3か月から6か月間で振り分けると負担が少ないと思います。学習期間を3か月とした場合は、1か月に40時間ですので毎日の学習時間は1.3時間、週3日の場合は1日3.3時間、1日置きでも2.6時間は必要です。勉強時間が確保できない場合は無理をせず、勉強期間を伸ばせばよいのです。
ただし、勉強の期間が長くなると集中力が維持できない人もいると思いますので、自分に合った勉強方法と照らし合わせ、進めていってください。
次のページでは試験対策のマネジメントについて説明します。