介護支援専門員(ケアマネジャー)/ケアマネージャー試験について

ケアマネージャー試験合格への道・試験対策(2ページ目)

この記事はケアマネジャーの試験対策についてまとめています。試験勉強も自己覚知が必要です。過去問を解くなどして自分の正答率を把握し、どの程度勉強しなければならないのかを明らかにします。自分を客観的に分析することで、効率の良い試験勉強が可能です。初めの段取りで躓くと、その後の試験勉強に差支える場合がありますので注意しましょう。

執筆者:鈴木 康修

試験対策方法をマネジメントする

通学や通信講座で勉強している場合はあまり必要はありませんが、独学の場合は試験勉強のマネジメントが重要です。まずは自分がどの程度の時間、勉強ができるのかを知る必要があります。毎日続けられるのか、1日おきなのか、週1回なのか。次に理解力を調べます。

これは、過去問を解いてみると分かりやすいかもしれません。過去問を解き、その正答率から自分の理解度を把握します。そうすると合格までの道のりが近いのか遠いのかがぼんやり見えてくると思います。

自分の得手不得手が理解できたら、テキストや問題集を解き始めていきます。ここで重要なのは、独学の場合は成熟度が理解しにくいことです。できればケアマネジャー試験対策模試などを利用し、成熟度をチェックした方が良いでしょう。確実に正答率が向上しているようであれば勉強方法は間違っていないはずです。逆に、なかなか正答率が向上しない場合は何を見直したらよいのかを検討すべきです。

こうした効果測定は、通学や通信講座であれば講師からの助言もありますが、独学の場合は助言者がいないため不利です。しかし、自分の能力をしっかりと把握し、適切な勉強をすることで独学の不利は解消できると思っています。

勉強は「やらされる」より「自ら進んでやる」!

綺麗事かもしれませんが、勉強は「やらされる」より「自ら進んでやる」方が良いです。明確な目標・目的を持てば自ずとモチベーションは上がりますので、「ケアマネジャー資格が欲しい!」と強く思う気持ちが原動力になります。初心忘るべからずで、ケアマネジャーの資格を取りたいと願った時のことを忘れずに、当時の想いを振り返りながら夢を叶えてください。
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