シンガポールでミシュラン星付きタイ料理の味を満喫

解説

等身大の仏像がお出迎え

南国シンガポールに来たんだから、美味しいエスニック料理を食べたい!でも、せっかくだから、ちょっと雰囲気のいいお店で……という時にお勧めしたいのが、こちらのKha。

何と言っても、タイ料理としては世界で初めてミシュランの星を獲得したロンドンの「Nahm」(現在はバンコクに移転)のDavid Thompsonシェフの元で長年働き、彼の若き後継者と目されている、Adam Cliffシェフが創り出す料理が、お手軽な値段で頂けます。

解説

スタイリッシュな雰囲気

オーストラリア出身のAdamシェフの料理の特徴は、素材にこだわったヘルシーなイーサーン料理。シェフ自ら、シンガポールにある、リトルタイの市場に赴き、様々な種類の食材を買い込んでくるそう。タイの北東部に位置し、ラオスとの国境に近いイーサーン料理は、野菜がたっぷりなのが特徴なんだとか。

 

星付きレストランの味を受け継ぐシェフ、どんなランチが?

解説

ミシュラン星つきのお味は?

ランチはお手軽な、16シンガポールドル(税・サ別)というのも嬉しい限り。辛さがあまりなく、初めての人にはお勧め、というGai tortにすることに。鶏肉を24時間ナンプラーに漬け込んで揚げた、という説明を聞いて、タイ風の唐揚げを予想していたら、見事に裏切られました!しかも良い方に。

解説

絶妙な火入れのチキン

まず、鶏肉のボリューム、そして、たっぷり添えられた野菜。小食の女性なら、2人で一皿でも良さそうな感じです。揚げたての鶏肉を口に運んでみると、皮はクリスピーでサクサク、中はしっとりジューシーな絶品チキン。

添えられた、と言うより、それ自身が主役級の存在感を放つ青パパイヤのサラダは、干しエビの出汁がしっかり効いた青パパイヤと、ピーナッツの香ばしさを甘酸っぱいタマリンドソースが包み込み、ミニトマトがすっきりとしたフレッシュさと甘みで、それを後押しします。

 

解説

素材の味が生きています

サラダに混ぜられていた生のロングビーン(長いインゲン豆)と下に敷かれたざっくりと切っただけのキャベツを見て、野菜のえぐみが出ているのではないかと心配になりましたが、まったくそんなことはなく、自然な瑞々しさとごくほのかな甘みだけが口に残る印象です。「シンプルな料理ほど、ミスができない」という、シェフのこだわりがあるからこその、大胆な付け合わせだと感じます。

 

解説

伝統的な籠に入れて提供されるもち米

ナンプラーが染みて香ばしく、脂の甘みを感じる皮と柔らかいお肉を、このソースにつけながら食べると、もう止まりません~!決して濃い味付けではないのですが、ちょっとお酒が飲みたくなる感じの味わいです。

ちなみに、こちらのお店では、タイバジルと白ワインを使ったカクテル等、タイのエッセンスを取り入れたカクテル類も豊富で、夜はまた違った楽しみ方ができそうです。イーサーン料理の伝統的な主食、長粒米のもち米も、べたつかず、程よいモチモチ感で、美味しく頂きました。