ルノー/ルーテシア

国産コンパクトとは別次元の新型ルーテシア(3ページ目)

本国ではクリオの名で親しまれているフレンチ・コンパクトであるルノー・ルーテシアが新型にスイッチし、待望の日本上陸を果たした。スポーティなエクステリアと走りが身上だ。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

荷室もライバルより少し大きい

ルノー・ルーテシア・ラゲッジ

地上から開口部下側までの高さが低いから、重い荷物でも楽に出し入れできる。荷室高は低めなので大きな荷物の積載は向かない

トランクスペースはBセグメントとしてはやや大きめの300L(VDA方式)で、高さのある荷物はロールーフなので制約はあるだろうが、日常使いならそれほど不満はでないはずだ。

新型ルーテシアは、エクステリアデザインとボディカラーの魅力はもちろん、走りの面でも国産コンパクトカーと比べると明らかにひとクラス上の実力の持ち主で、価格は50~100万円近く高いが、それだけの価値はあると断言できるし、コンパクトカーでも本格的なスポーツモデルが欲しい! というならさらに、11月14日から販売開始となるルーテシア ルノー・スポール(ルーテシアR.S.)も控えている。ルーテシアR.S.に関しては次回報告したい。

さて、新型ルーテシアのライバルは、プジョー208や「BLUE GT」という新グレードを投入したフォルクスワーゲン・ポロやBMWのMINIシリーズということになるが、走りの楽しさという点では新型ルーテシアが一歩先んじている印象を受けた。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます