荷室もライバルより少し大きい
トランクスペースはBセグメントとしてはやや大きめの300L(VDA方式)で、高さのある荷物はロールーフなので制約はあるだろうが、日常使いならそれほど不満はでないはずだ。新型ルーテシアは、エクステリアデザインとボディカラーの魅力はもちろん、走りの面でも国産コンパクトカーと比べると明らかにひとクラス上の実力の持ち主で、価格は50~100万円近く高いが、それだけの価値はあると断言できるし、コンパクトカーでも本格的なスポーツモデルが欲しい! というならさらに、11月14日から販売開始となるルーテシア ルノー・スポール(ルーテシアR.S.)も控えている。ルーテシアR.S.に関しては次回報告したい。
さて、新型ルーテシアのライバルは、プジョー208や「BLUE GT」という新グレードを投入したフォルクスワーゲン・ポロやBMWのMINIシリーズということになるが、走りの楽しさという点では新型ルーテシアが一歩先んじている印象を受けた。